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概況


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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      

18041.54(-190.48)▼1.04%


□ナスダック       

5032.75(- 56.61)▼1.11%


□S&P500      

2104.20(- 21.86)▼1.03%

□ダウ輸送株       

8350.50(-131.81)▼1.55%


□半導体株(SOX)    

714.75(-  5.45)▼0.76%

□NY原油先物(7月限)   

58.03(- 1.69)


□NY 金先物(6月限) 

1186.90(-17.10)

□バルチック海運指数    

584   (-  2)

□為替      

(対ドル)123.06(前日比0.54円安)
        

(対ユーロ)133.82(前日比0.28円安)

□CME日経225先物 

20420(- 50)※大阪先物比



 連休明け26日のNY株式市場は、利上げ懸念とドル高が相場を圧迫し続落しました。


 朝方発表された4月の耐久財受注額は前月比で減少しましたが、設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財受注は1.0%増で予想以上の伸びを示し、3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数、4月の新築住宅販売件数5月の消費者信頼感指数なども揃って市場予想を上回る強い内容となったことから利上げ警戒感が強まりました。

 前週末の講演でイエレンFRB議長が年内の利上げに前向きな姿勢を示し、前日はフィッシャーFRB副議長が段階的に利上げする方針を示していたことも下地にあり、米金利の先行き上昇観測から為替市場ではドルが主要通貨に対し上昇、ドル高は米主要企業の収益に悪影響との見方も株売りにつながりました。NY株が過去最高値圏にあったことから、売りが出やすかったという状況もあります。

 ダウは一時242ドル安まで下げ幅を拡大し、節目の1万8000ドルを下回る場面がありましたが、引けにかけてやや下げ幅を縮小し、1万8000ドル台に戻して取引を終了しています。

 S&P業種別指数は全10業種が下落。エネルギーやテクノロジー、素材などの下落が顕著でした。


 個別銘柄では、米CATV2位のタイム・ワーナー・ケーブル(TWC)が大幅高。同4位のチャーター・コミュニケーションがTWC買収で合意したと発表しており、チャーターも上昇。最近までTWC買収で動いていた業界1位のコムキャストにも買いが入りました。コムキャストの次の買収ターゲットになるとの思惑から携帯大手のTモバイルUSも上昇しています。

 一方、ドル高で原油などの商品相場が下落し、収益悪化懸念からエクソンモービルなどの石油株やフリーポート・マイニングなどの鉱山株が安く、ボーイングやユナイテッド・テクノロジーズなどの工業株も下落。時価総額の大きいアップルやフェイスブック、グーグルなどが売られ、アムジェンやギリアドなどのバイオ医薬品株の下落も目立ちました。

 この日はダウを構成する全30銘柄が下落。アップル、ビザ、シェブロン、ユナイテッド・テクノロジーズ、ボーイングなどが下落率上位となっています。


 ドル建ての商品(コモディティ)はドル上昇で割高感が強まり、NY原油先物(WTI)、NY金先物ともに続落となりました。




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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は23円高で8日連続高。8日続けて上昇するのは昨年8月に記録した9日連続高以来およそ9カ月ぶりの連騰記録となっています。

 上海株も6日連続の上昇となっており、連日で年初来高値を更新。一方、昨晩の欧米株は揃って下落しました。

 円相場は7年10カ月ぶりの安値水準となる123円台で推移。次の節目として2007年6月22日に付けたサブプライム・ショック直前の安値124円14銭が意識されています。

 CME日経225先物(円建て)は2万0420円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万0437円と比べ20円ほど安い水準となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万0833円 ITバブル時の最高値(2000年4月12日)


 2万0500円 心理的節目


☆2万0437円 昨日終値


 2万0420円 CME日経先物


 2万0303円 5日線


 2万0278円 窓下限(5月22日高値)




◆本日は、国内では日銀金融政策決定会合議事要旨(4月30日開催分)、5月の月例経済報告、25日時点の給油所のガソリン価格、海外では1~4月の中国工業企業利益などの発表が予定されています。

 尚、月例経済報告では、国内景気の基調判断を前回と同じ「緩やかな回復基調が続いている」で据え置く見通しですが、個人消費などの判断項目では上方修正の可能性があります。また、前回の経済報告で下方修正した中国景気についての判断も注目されます。

 イベントとしましては、ドイツで29日までの日程で主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が開催されます。



◎主な決算発表
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 15:30 アインファーマシーズ(9627)


 海外では、宝飾品の米ティファニー、会員制卸売の米コストコなどが四半期決算を発表します。



◆その他のトピックは、米市場で年内利上げ観測強まる、米アップルが日本で2000億円調達、新銀行東京が東京TY傘下に、欧州マイナス金利縮小・デフレ懸念後退で、バター1万トンを10月までに輸入、野菜の上昇一服・天候回復で、東証アローヘッドを5年ぶり刷新、三菱紙は停止中の生産ラインを再稼働、パナが照明事業テコ入れ、山パンと森永菓が7月から値上げ、レモンジーナの出荷を再開・サントリー食品。

 野村総研が日本生命に割当増資・資本業務提携、住友電工が設備投資に5000億円、三菱マはM&Aなどに950億円、ガリバーが豪州進出、日エスコンが株主優待導入、ゴルドウインが株式併合と売買単位引き下げ・最低投資金額は半分に、アステラス、菱ガス化、平和堂、日製鋼、ユーシンが自社株取得枠設定・・・等々。



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 28日(木)


 週間の対内証券売買契約
       

 4月の商業動態統計
       

 4月の自動車各社の生産・販売実績
       

 4月の建設機械出荷額
       

 週間の部門別売買動向
       

 週間の米新規失業保険申請件数
       

 4月の米仮契約住宅販売指数



 29日(金)


 4月の全国消費者物価指数
       

 4月の家計調査
       

 4月の完全失業率
       

 4月の有効求人倍率
       

 4月の鉱工業生産速報
       

 4月の住宅着工戸数
       

 5月の米消費者態度指数(確報値
       

 1~3月期の米GDP改定値
       

 5月の米シカゴ購買部協会景気指数



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 人気一新 変化をみせる重要日

 <相場高低判断> 往来相場にて値幅あり

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