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概況



  = 半値押し =


 順調に上がっていた相場が一転して下がり始めますと誰しも不安になります。しかし、一方で「待ってました!」とばかりにここぞと買いを狙う人もいます。


 いずれにしましても、「どこまで下がるか」・「どこで下げ止まるか」、ここに最も関心が集まりますが、この目安の一つとして『半値押し』があります。間違っても株価が半値になるという意味に捉えてはなりません。それまでの値上がり分の半分下がったところ、こういう捉え方です。


 具体的には、1000円だった株価が2000円に上昇した後に下げに転じた場合には、上げ幅1000円の半分に当たる500円下げた1500円がちょうど『半値押し』となります。この水準になればそろそろ下げ止まるのではと考えるタイミングです。


 もちろんその水準で必ず下げ止まるという訳ではなく、株価が1000円に逆戻りするのが『全値押し』であり、「行って来い」とも呼ばれます。


 これとは別に「もう底値に近いだろう」と経験的に使われてきた相場の言い回しに『半値八掛け二割引き』があります。0.5(半値)×0.8(八掛け)×(二割引き)=0.32となり、高値の約3分の1にまで下がれば、もういいだろうと考える水準です。





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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      

18298.88(+ 26.32)△0.14%


□ナスダック       

5078.44(+ 30.15)△0.60%


□S&P500      

2129.20(+  6.47)△0.30%

□ダウ輸送株       

8740.68(+ 59.90)△0.69%


□半導体株(SOX)    

716.54(+  7.02)△0.99%

□NY原油先物(6月限)   

59.43(- 0.26)


□NY 金先物(6月限) 

1227.60(+ 2.30)

□バルチック海運指数    

630   (-  4)

□為替      

(対ドル)119.98(前日比0.23円安)
        

(対ユーロ)135.75(前日比0.65円高)

□CME日経225先物 

20005(+115)※大阪先物比



 週明けのNY株式市場は、ダウが続伸し2カ月半ぶりに過去最高値を更新しました。S&P500種指数も連日の過去最高値更新です。


 この日は目新しい取引材料がない中で方向感なく小動きで取引をスタート。今週は水曜日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月28~29日開催分)公表や金曜日にイエレンFRB議長の講演を控え金融政策へ投資家の関心が向かいやすく、この日はシカゴ連銀のエバンズ総裁が年内の利上げを回避すべきと改めて主張したことに加え、5月の米住宅市場指数が予想外に悪化したことなどから利上げが先送りされるとの期待が強まりました。

 物言いう株主として知られるアイカーン氏が、アップルに送った書簡で同社株は著しい過小評価の状態にあり、240ドルが適正株価だと指摘したことが話題となり、アップルが上昇したことも指数上昇に寄与しました。

 ダウは3日続伸で、3月2日につけた過去最高値(1万8288ドル)をおよそ2カ月半ぶりに更新。取引時間中の高値も1万8325ドルまで伸ばしました。ナスダックは反発。S&P500種指数は3日連続の過去最高値更新です。

 S&P業種別指数では、金融やヘルスケア(医薬品)、一般消費財(小売り等)などが上げた一方、素材(資源等)や生活必需品(日用品、タバコ等)などが軟調でした。


 個別銘柄では、アイカーン氏が240ドルが適正としたアップル株が1.1%高の130ドルで取引を終了。婦人服のアシーナが同業のアンの買収を発表し、アンの株価は買収額にさや寄する形で急騰。インテルが買収交渉を再開したと伝わった半導体のアルテラが大幅高となり、インテルも上昇しました。

 バイオ医薬品のギリアドやバイオジェン、金融のウェルズファーゴやJPモルガンなども堅調。一方、アナリストが投資判断を引き下げた石油大手のシェブロンやヘスが下げ、原油相場の下落を受けてエクソンモービルなども下落。後発薬メーカーの買収を発表したアイルランドの製薬大手エンドー・インターナショナルは、財務懸念で大幅安となりました。

 ダウ構成銘柄では、インテルを筆頭にアップル、ジョンソン&ジョソン、ホームデポ、ウォルマートなどが上昇した一方、シェブロン、マイクロソフト、エクソンモービル、コカコーラなどが下落しました。


 NY原油先物(WTI)は、需給が緩むとの見方を背景に4日続落。NY金先物は、緩和的な金融政策が続くとの見方を背景に5日続伸。終値としては2月10日以来、約3カ月ぶりの高値で取引終了です。



 
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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は先週末の162円高に続いて連日で上昇、157円高の1万9890円となり、2万円にあと110円と迫っています。

 欧州市場は、、欧州委がギリシャに妥協案を提示したと報じられギリシャ株が急伸し、英独などの主要国の株式も上昇。NY市場ではダウが2カ月半ぶりに過去最高値を更新しました。

 CME日経225先物(円建て)は2万0005円で、昨日の東京市場の日経平均終値1万9890円と比べ115円高い水準となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万0031円 窓上限(4月28日安値)


 2万0005円 CME日経先物


 2万0000円 節目、大台


☆1万9890円 昨日終値


 1万9788円 25日線



◆本日の予定は、

◎4月の全国百貨店売上高(14:30発表)
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 3月の全国百貨店売上高(既存店ベース)は前年比19.7%減でしたが、日本百貨店協会は先日、4月15日の時点で前年比20%弱増で推移していると公表しており、月間としても好調が期待されます。


 その他、国内では3月の毎月勤労統計確報、海外では5月の独ZEW景気予測指数、4月の米住宅着工件数の発表が予定されています。



◎主な決算発表
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 14:00 鶴見製作所(6351)

 15:00 レシップHD(7213)

 16:00 ノーリツ鋼機(7744)



 海外ではダウ銘柄のホームデポとウォルマートが四半期決算を発表します。



◆その他のトピックは、上場企業の前期は7年ぶり最高益、スカイマーク再建で政投銀と三井住友で3分の1超出資、中国がHVをエコカー減税の対象に、野村アセット「企業価値」投信第2弾の当初設定額678億円、千代建がモザンビークのLNG基地受注へ、クラリオン車載カメラを増産、宇部興産は包装容器向けナイロン増産。

 ワールドが500店閉鎖・不採算ブランドも廃止、プレナス「やよい軒」年内に米国1号店、東京一番の市場区分を1部に変更、ジャスダック上場のフォーカスを2部に市場変更、マザーズ上場の日本アジアGを1部に市場変更、損保3大手の前期純利益4割増・最高益、明治HD配当性向30%。

 ハウスドゥ6月末現在の1株を5株に分割、エレコムが自社株買い・9月末現在の1株を2株に分割、オーハシテク2期連続最高益・増配、ウェザーニューズが配当の増額と記念配、スタンレー電、KLab、アイエックス・ナレッジ、大和工業、イワブチ、藤井産業が自社株取得枠・・・等々。



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 20日(水)


 1~3月期GDP速報値
       

 3月の景気動向指数改定値
       

 4月の全国スーパー売上高
       

 4月の全国コンビニ売上高
       

 FOMC議事要旨(4月28~29日開催分)



 21日(木)


 週間の対内証券売買契約
       

 4月の食品スーパー売上高
       

 4月のパソコン国内出荷実績
       

 週間の投資部門別株式売買状況
       

 日銀金融政策決定会合(22日まで)
       

 週間の週間の新規失業保険申請件数
       

 5月の米フィラデルフィア連銀景気指数
       

 4月の米中古住宅販売件数
       

 4月の米景気先行指標総合指数



 22日(金)


 4月の粗鋼生産量
       

 日銀金融政策決定会合(結果発表)
       

 黒田日銀総裁の記者会見
       

 5月の中国HSBC製造業PMI速報値
       

 1~3月の独GDP改定値
       

 5月の独・仏製造業PMI速報値
       

 5月の独IFO企業景況感指数
       

 5月のユーロ圏製造業PMI速報値
       

 4月の米消費者物価指数
       

 5月の米製造業PMI速報値
       

 イエレンFRB議長講演


◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 >


  初め高いと反落する 吹き値売り方針の日



 <相場高低判断>


  相場片ずむことあり



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