そういえば今週、別の意味で市場を賑わせストップ安を演じたシャープと東芝の2社。
大企業は潰れないだろうから上場廃止にならないという安心感で買われている方も多いと思いますが、
近年のスカイマークのように、潰れるまでいかなくても民事再生法適用などで上場廃止となり、貴方の
株券がゴミにならないとも限りません。
はたして今後どうなるでしょうか?
某上場金融業界で10年勤めた私と、別の上場金融業界で今も勤める嫁との家族会議の結果をまとめました。
まず 6753シャープ
大幅減資という英断に打って出たのは評価できるが、
前期決算結果が減資した金額の約2倍近い2,223億円の大赤字では焼け石に水。
今後も同社からヒット商品が出る気配が感じられず好材料が期待できない。
ただ、膿を出し切った感はあるだけに、少なくとも1年以内の上場廃止はない。
結果:半年以内の100円なら買い 目標株価150円
信用取引をされている方は空売りも妙味かもしれません
次に6502東芝
まだ前期決算の正式発表がなされるまではなんともいえず。
推定500億円の差異が生じるとされているが、この金額がどう上下するかで生死を分ける。
ただ、こちらは家電以外にも海外での原子力発電所建設など行なっている事業の大きさの桁が
違いすぎるだけに上場廃止の心配はまずない。
結果:決算発表までなんともいえない
良いか悪いかどちらかの二択で張るのも面白いが結果には責任を持てない