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5959 岡部
建設向け仮設・型枠、構造機材が柱。米、伊の自動車部品メーカー買収、海外ホテルなど多角展開。
四季報解説には「【絶好調】建設需要旺盛で主力の仮設・型枠材や耐震・免震関連構造材が繁忙続く。米国の建材は販売網整備で増勢。自動車バッテリー部品も着実増。中国工場立ち上げ費用負担減あり営業益続伸。連続最高純益。」との記載があり、業績好調を予感させる。
しかし、4月28日に既発表の今期(15年12月期)第1四半期決算は、売上高154億円(前期比△5.3%)、営業利益8.9億円(△38.7%)、経常利益9.2億円(△38.4%)、純利益6.9億円(△17.8%)、1株当たり純利益13.2円実績。減収ならびに大幅な減益になっている。四季報解説の記述が間違っているのじゃないかと思われる程の落差がある。
しかし、事業セグメントを個々に確認していくと、減益要因が期初に重なったことが弱い業績数値を招いたことがわかり、なるほどここからは改善基調になりそうとの安心感もある。
まずは各事業の構成比。建設関連製品77%、自動車関連製品12%、ホテル8%、その他3%(前期末時点)。
主力の建設関連製品は売上高116.7億円(前年同期比△8.7%)、主力事業の不振でセグメント利益は8.4億円(△36.1%)と落ち込んだ。ただ不振の原因の最大要因は前年の消費増税前の駆け込み特需が落剥したことが響いていて、大幅減益は一時的とも解釈できる。
自動車関連製品事業の売上高22.4億円(+15.2%)、セグメント利益1.7億円(△6.9%)と中国市場でのバッテリー新規顧客開拓費の増加で増収の一方で減益。
ホテル事業の売上高13.7億円(+5.2%)、セグメント損失△0.8億円(前年同期実績△0.4億円)で、増収の反面、所有ホテルの改修工事の実施などが響いて損失幅が広がった。
このように減益要因が重なったことが1Q業績の利益減額が大きくなった理由といえる。
会社側も想定していた範囲である可能性、期初計画の修正などはなかった。
業績が改善方向に向かうことを前提に、今期の会社計画は増収増益の見方になっている。改善方向の2Q以降の業績変化率は大きくなり、底値圏にある株価水準を押し上げていく期待がある。
会社の通期計画は、売上高770億円(前期比+13.2%)、営業利益79.5億円(+13.4%)、経常利益80億円(+10.2%)、純利益49億円(+10.5%)、1株当たり純利益93.4円見込み。
市場コンセンサスは1Qの業績落ち込みを勘案して、5月12日に売上高723億円(前期比+6.2%)、経常利益70.8億円(△2.4%)、純利益43.8億円(△1.1%)、1株当たり純利益83.5円予想とした。
ここではより安全に市場コンセンサスの利益水準を使って試算した。当面の株価は1150円の戻りを目指すと考える。
買いメドは1030円程度まで。想定取組期間は3-4週間程度。想定目標株価@1150円付近への戻りを期待。一方、損切りメドは850円割れでリスク許容に応じて要検討と考える。
(15日終値@1010円に対する目標株価の想定上昇率+13.8%前後。)
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