東京ガスは、天然ガス価格が下落し、米国や豪州で進めている天然ガスの開発事業の価値が下がったとして、2015年3月期連結決算で約310億円の特別損失を計上するそうです。
税引き後利益は、今年1月時点で1220億円の黒字と予想していましたが、930億円の黒字に引き下げたそうです。
米国の事業は当面、当初計画より生産量を減らしますが、今後も継続し、豪州の事業は予定通り、今夏から生産を始めるとのことです。
天然ガス価格は、米国でシェールガスの生産が増える一方、国際的な需要の伸び悩みで値下がりしており、事業価値の見直しを進めていたそうです。
天然ガス価格が下落すれば、調達価格が下がり、利益が増えるのかと思いましたが、このケースはそうではないんですね。
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