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相対的に出遅れているセクターや銘柄へ向かいやすい
日経平均は3日続伸。67.51円高の18332.30円(出来高概算24億株)で取引を終えた。昨年来高値を更新して始まると、一時18360.92円まで上げ幅を拡大させた。ただ、その後は20日のユーロ圏財務相会合の結果を見極めたいとの手控えムードからこう着。そのほか、「GPIF法案、提出見送る方向で調整」との報道も上値追いを慎重にさせている面もあっただろう。
とはいえ、ほぼ終日18300円を上回っての推移であり、先高期待の強い相場展開だった。メガバンクは上げ一服となったが、そもそも三菱UFJ(8306)で2月に入ってから25%上昇している状況であり、利食いが出てもおかしくないところ。一方で、高値圏でのもち合いが続いていたTDK(6762)、アルプスが一段高で昨年来高値を更新するなど、理想的な循環が利いている状況である。
来週は24日、25日にイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が上下両院で議会証言を行う。25日には欧州中央銀行(ECB)のドラギ議長が議会で証言する。28日にギリシャの現行支援プログラムの期限が到来するため、為替相場が不安定となりやすいか。ただ、日経平均が高値圏でのこう着をみせたとしても、良好な需給状況の中であり、相対的に出遅れているセクターや銘柄への物色が強まりそうである。
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関連銘柄:
三菱UFJ(8306) TDK(6762)
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