雑談

[ヒロろんさん]

　株式マーケットでは、この時期になりますと３月末にかけて高配当銘柄が注目されるようになります。現在、普通預金の金利は０．０２％程度、またスーパー定期１年物が０．０２５％程度と思わず目を疑いたくなるほどの低水準です。


　まるでミクロの世界の数字でピンときませんが、絶対額で計算しますと１００万円を１年間スーパー定期に預けておいて利息は税引前で２５０円程度という計算です。耳を疑うようですが何回計算しても１００万円で２５０円程度の利息であって、３００万円預けて７５０円程度です。これでは、往復の電車賃
やバス台で飛んでしまいます。


　そうしたこともあり、時期的に高配当利回り銘柄が注目を浴びる訳です。現在、東証１部銘柄の平均配当利回りは１．５２％程度です。仮に、１００万円分を買ったとしますと、税引前で年間１万５２００円もらえる計算です。預金とはその差が１万５０００円ほど違ってきます。


　しかも、この１．５２％は平均ですので、これよりも魅力的な配当利回りの銘柄はたくさんあります。プラスαで株主優待や株価が上昇したら思わぬ利益が入るという楽しみも加わってきます。


　もちろん、株価が下がったら損が出るわけですが、皆様でしたらどっちを選択されるでしょうか。長期的な資産形成、さらに分散投資という観点から考えれば、自ずと答えは出てくると思います。