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EUの脅威!トルコ



トルコは今EU の脅威といっても 過言ではないのかもしれない。
金融危機をあえぐなか トルコは10%もの経済成長率を出した。



これは非常に素晴らしい異なのだが、 なぜEU にとって脅威なのか、 疑問をもつに違いない。

そのことについて触れる前に、 トルコという国について整理してみる(Wiki)


トルコの国土は 95% がアジアのアナトリア半島にあり、 人口でもアジア側が9割弱を占める。
首都アンカラはアジア側に位置し、 最大の都市であるイスタンブルはアジアと ヨーロッパに跨る海峡都市である。
日本の公式見解では、中東の国として分類されている。



しかし現代では経済的・政治的にもヨーロッパの一員として参加し、 コペンハーゲン基準ではヨーロッパに分類されている。


トルコ政府の公式見解では自国をヨーロッパの国としており、 サッカー協会やオリンピック委員会などではヨーロッパの統一団体に属し、 NATO、欧州評議会、西欧同盟、南東欧協力プロセス、南東欧協力イニシアティヴ、欧州安全保障協力機構(全欧安全保障協力会議の原加盟国)など 諸々のヨーロッパの地域機関に加盟しており、 ヘルシンキ宣言にも署名し、現在欧州連合 (EU) へ加盟申請中であるとのこと。




それだけではない、宗教的な問題もあるのだ。
トルコはイスラム教、欧州はキリスト教 。
つまり実際のところ、トルコの国民はEU 加盟に対しては大反対なようだ。



ところが、それ以上にトルコ経済がすでにEU 加盟国のほとんどを上回っていることを踏まえて、 フランスとの関係がとても気になる。
フランスはおそらく トルコがEU 加盟国となるには、反対だと考えられる。


その理由にはトルコはロシアが天然ガスや石油を国内に集積して資源供給を独占していることを知っている。
そのロシアに変わりトルコが出ようとしている可能性があるからだ。


さらに地中海連合ではEU と地中海沿岸国では強力しあいながら深化をしていくとし、フランスが覇権を狙っているなか、トルコがでてきたのではじゃまでしょうがない。
地域大国化したトルコ、これからが非常に楽しみである。
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