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原油 東燃ゼネラル石油 一転赤字

年末に向けた原油価格並びに石油製品価格の急落

在庫評価損が前回発表時の想定350億円から大幅に増加して865億円

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再送-原油価格はもう上がらない、20ドル台まで下落も=中原元日銀委員
2015/01/07 13:41 

     6日に配信した以下の記事で本文2段落目の原油価格に関する表現をより正確なものに改めました 
    [東京 6日 ロイター] - 元日銀審議委員で安倍晋三首相の経済ブレーンでもある中原伸之氏は6日、ロイターの取材に応じ、1バレル100ドル台にあった過去数年の原油価格は歴史的に異常な高値で、当面下落が続くと指摘。この先に30ドル台、場合によって20ドル台まで下落しても全く不自然ではないと述べた。大胆な金融緩和を主張するリフレ派の論客として知られる中原氏は、元東燃(現東燃ゼネラル)社長でエネルギー分析に定評がある。 
     
  中原氏はまず、石油産業勃興後100年間の原油価格の動向に言及。歴史的な平均値は1バレル2ドルであり、1960年の米物価水準で見た実質ベースで1973年の第1次石油ショックでも5ドル、79年の第2次石油ショックでも10ドルまでしか上昇しなかった点を指摘した。2008年に記録した147ドルは異常な高値であるとした。 
     
  一方、最近の原油市況は中国経済の成長ペースに連動しており、今後は中国の成長率が5%台などへ減速するなかで、原油価格が本格反転する材料はないとの見通しを示した。 
 
   チャート上では「最高値147ドルの半値八掛け二割引きで、47ドル程度をまず目指す」と指摘。ただ、過去100年の平均価格が2ドルであることや、米国の物価水準の変動を考慮すると「20ドル程度まで下がっても不思議でない」と述べた。   
         
  原油は世界的にドル建てで取引されるため、その価格は米国の金融政策と表裏一体の動きをしてきたとの分析結果も提示。米国がリーマン・ショック以降に相次いで打ち出した量的緩和による事実上のドル安政策から、利上げなど出口政策に向かい始めたことで、「ドルの価値が高くなり、油が安くなる」構図だとの見解を示した。 
 
  昨年来の原油急落について、市場では価格主導権を握りたいサウジアラビアによる政治的な思惑との解説も聞かれるが、中原氏は「純粋に需給要因。エネルギー価格が高くなり過ぎると経済を冷やすため、原油価格には天井がある。サウジも十分理解しただろう」と述べた。 
 
 (竹本能文 編集:田巻一彦) 
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3件のコメントがあります
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    レーティング日報【最上位を継続+目標株価を増額】 (1月14日)
    ●1月14日に調査機関が投資判断を最上位で継続し、かつ目標株価を引き上げた銘柄をまとめました

    銘柄          機関    格付    目標株価    日付
    大和ハウス    UBS   買い    2400→2500   1/14
    積水ハウス    UBS   買い    1700→1800   1/14
    コシダカHD   UBS   買い    2250→2300   1/14
    コスモス薬品   GS    買い    17500→18200  1/14
    住友化      みずほ   買い    480→550    1/14
    花王       Cスイス  強気    5000→5500   1/14
    東燃ゼネ     JPモル  強気    1090→1160   1/14
    洋ゴム      バークレ  強気    2500→2800   1/14
    ブリヂストン   バークレ  強気    4500→5100   1/14
    クボタ      メリル   買い    2200→2300   1/14
    ソニー      メリル   買い    2900→3100   1/14
    TDK      三菱UF  強気    7600→9300   1/14
    村田製      三菱UF  強気    14200→16000  1/14
    レオパレス    みずほ   買い    800→900    1/14

    out

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    原油安で石油元売り大手が相次ぎ業績下方修正

    TBS系(JNN) 1月28日(水)22時48分配信

     原油価格の下落を受けて、石油元売り大手が相次いで業績を下向きに修正です。

     東燃ゼネラル石油と昭和シェル石油はそれぞれ、去年12月期の連結決算で最終損益がこれまで予想していた黒字から赤字に転落するという見通しを発表しました。

     東燃ゼネラル石油は28日、2014年12月期の連結での最終損益の見通しについて、当初、予想していた260億円の黒字から140億円の赤字へと下向きに修正しました。このところの原油価格の値下がりを受けて、備蓄している原油在庫の価値が下がり、865億円の評価損を計上したことが要因としています。

     また、昭和シェル石油も原油値下がりを受けて、去年12月期の連結最終損益の見通しを200億円の黒字から95億円の赤字へと下向きに修正しました。

     さらに、大手商社の丸紅も原油価格の下落で1000億円以上の損失を計上していて、石油の元売りや資源を扱う商社の業績悪化が相次いで表面化しています。(28日18:08)
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    3日のNY株式市場 原油相場の上昇を好感し、大幅に続伸

    フジテレビ系(FNN) 2月4日(水)9時35分配信
    3日のニューヨーク株式市場は、原油相場の上昇を好感し、大幅に続伸して取引を終えた。

    3日は、これまで下げが目立っていた原油先物相場が、およそ1カ月ぶりに高値をつけたことで、石油株が買われ、相場をけん引した。

    また、ギリシャの財務相が、債務問題の解決に向け、ECB(ヨーロッパ中央銀行)などと協議する姿勢を表明したことから、ギリシャの債務問題に対する懸念が後退し、ヨーロッパ市場では株価が上昇。
    ニューヨーク市場も、つられて上昇する形となった。
    結局、ダウ工業株30種平均は、前の日の終値に比べて、305ドル36セント高い、1万7,666ドル40セントで取引を終えた。
    また、ハイテク株主体のナスダック総合指数も、51.05ポイント上げて、4,727.74だった。

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