銅価格が世界経済成長鈍化懸念などにより５年半ぶりの安値に急落

[TAROSSAさん]

電線などに使われ、非鉄金属の代表格とされる銅の国際価格が急落しているそうです。

世界経済の成長鈍化で需要の減少が懸念される上、最近の原油安を嫌気した投資家が他の資源相場にも慎重な見方を強め、売りに拍車が掛かっているようです。

 

ロンドン金属市場では昨年１月初め、銅価格の指標となる３カ月物は１トン＝7300ドル程度で推移していましたが、最大の需要国である中国の景気停滞や在庫増への懸念から、昨年末には6200ドル台と約15％も値を下げたそうです。

 

年が明けると売りは一層加速し、今月14日に前日比270.00ドル安の5585.00ドルと５年半ぶりの安値に急落したそうです。

世界銀行が今年の世界成長率予想を下方修正したことが市場心理を冷やしたためで、仏金融大手ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バー氏は「原油が半値になったのに銅が下がらない理由はない」と一段の下落を警戒しているそうです。

 

銅関連会社の株価はもう影響がでているのかもしれませんが、この先もさらに銅価格は下がってしまうんでしょうかね。