十倍返しさんのブログ
今日の一言:大降りは三日なし
大きく株価が下がると、光景が変わったように見え,すべての株価が安く思えて来る。すると、手が自然に動き出す。これは職業病というものかもしれない。インフルエンザが治って熱が下がったと思いきや、株価が大きく下がった。ここは買い場と思いきや、安値で買ったつもりがそうでもなかった。去年の今頃もそんな感じだったかもしれない。売りで儲ければ楽だったのを、一生懸命、買いで儲けていた。儲けの大きさを云々するのではなく見通しのまずさを反省せねばなるまい。昨日は下がったと思ったら、上がった。しかし米株は上がったと思ったら、下がって帰って来た。しかし、雨も3日降り続くことはない。
今日の一言:大降りは三日なしという。心配せず時を待つべし。
KAZUMA37さんへ
おはようございます。
ポジションを多く抱えているとそう簡単にすべてを売却したりするのは困難です、そこで買い持ちと売り持ちの差をデルタと定義し、デルタを調整するようにします。なお投資金額の総額があるものを一定限度を越えない様管理します。それをグロス管理と言います。したがって、投資をするとき、グロスとデルタが重要となるのです。
ネットがマイナスであるときデルタショート、プラスのときデルタロングと言ってますが、必ずしも相場が下がっている時でもデルタショートで儲かるとはかぎりません。それは指数感応度であるベータがマイナスの場合があるからです。
JALなど日経平均株価が下がってもあがるような時がありますよね。
逆にデルタがロングでも指数が上昇しても組み入れ銘柄(ポートフォリオ)によっては儲けが少ないときがあります。
私は、このデルタを日々調整して利益を出すようにしていますが、なかなか言うは易し、行いは難しといった感じです。
半値
ヘッジファンド等でデルタニュートラルという投資戦略がよく使われますが、売り買い同額のポジションで銘柄間格差を狙います。資金量が少ない場合は2銘柄のロング・ショート、資金量が多ければ、業種を越えた複数銘柄間のロング・ショート。手数料が結構かかり、そして平均回帰現象で利益は少ないですが比較的確実に儲けることができます。あるとき、デルタを大きく傾けます。それは相場を取りにいく時です。大きく儲けようと試みる時ですが、そういう時に限って上手くいかないこともしばしば。自然の流れに逆らってはいけないと思うこともあります。
半値
いつになくデルタをプラスに傾けると相場は残酷なもので下がる。しかし、安い時に仕込まないと花は咲きませんので我慢・我慢の一日です。
原油はまだまだ下がりそうですね。。。。。目先か1年先か どこを見つめて売買するかによりますね。(開き直りですが。。。)
しかし、両建てで利確したものを”あんこ”というんですが、この”あんこ”があると気が楽ですね。