先週は年をまたいでの値動きとなりましたが、年末にかけては利益確定の動きに傾く一方で、年始はドルを買い戻す動きが優勢でしたΣ(・ω・*ノ)ノオオッ!
年明け早々に1ドル=120円台に再び突入したことはもちろんですが、1ユーロ=1.20ドル台という大きな節目を瞬間的に割り込んだというのも、今年のドル高を予感させるような印象的な値動きでした。
そして、今週はいよいよ(米)12月雇用統計(失業率・雇用者数)が発表されます。ここでの結果が目先のドル・円の値動きを大きく左右することは言わずもがなですから、先行指標を含めてしっかり見ていきましょう。
先週の総括:年末は利食いも年始は買い戻しの流れ
29日の東京市場は、1ドル=120.10~120.50円台での値動き。序盤はドル買いが強めで高値圏まで上昇したが、その後は東京都の男性がエボラ出血熱感染の疑いといった報道が続き、日経平均株価が一時300円近い値下がりとなったのに合わせ、ドル・円も大きく下押されて安値をつけた。
海外市場は、1ドル=120.20~120.70円台で堅調な推移。欧州市場では、ギリシャで大統領が選出されなかったと一報が入り、ギリシャ株を中心に欧州株が一段安となったが、為替相場で目立った反応はなく一旦スルー。
NY市場では、オープン直後からドルが買われる展開となってジワジワと上昇した。ギリシャの政局不安から欧州株やユーロが売られ始めた影響から、ドルが全面高となった。
30日の東京市場は…