美味しいうどんさんのブログ
騙しのテクニックと浮足立つ不安心理を察知すれば。。。
株価が順調に素直な右肩上がりを続けている時って相場は平和な時期だね。
買ってさえおけば含み益が増えて来る。
問題はこの利益が大きく膨らんで来た時だね。
株式投資をする人全員が思ってる事「自分だけは儲けたい」
絵に描いた餅(含み益)を現実の儲け(現金)に変換したい(利益確定)と思って来る。
そうなると売りたいと思う人達が 買いたいと思う人達より増えて来る。
この辺りから相場は激しい流れに変わる。
順番があるんだよ。
1番 株価がにぎわって来る。
2番 下がらずに上がる。(まだまだ上がると見せつける)
3番 利確を延ばしてもうチョイ買い増して、それで儲けたら売ろうと欲を出す。
4番 「帰りがけの駄賃」という欲にボケた時、コストは上がり資金は目いっぱい使っている。
5番 下がる筈がない(こう信じてしまっている)。にぎわっている株価がある日大陰線を描く。
6番 一瞬なんでや?と狼狽するが利確行動は起こさない。
7番 下げ始めたら利確すると心の中では決めていても、大幅安の株価を見たら買いたい気が起きる
8番 またすぐ戻るよと自分勝手な妄想にふける。
9番 大幅安が連続し出す。初めて変だと気付く。含み益が吹っ飛んでる。今売ると損が出る。
10番 躊躇する。損切りが出来ない。また戻るだろうとの考えを期待に切り替える。
11番 株価はそんな個人の思惑を素知らぬ顔で窓を空けて急落し続ける。
株相場の運命を握るのは外人投資家らの大口さんだ。ヘッジファンッドというハゲタカ集団も居る。
彼らが利益確定行動を起こしたら素早い。先物を使ってやるから現物が中心の個人は一歩も二歩も遅れる。
大量の株を処分する訳だから相場がにぎわっている事が条件であり要件だ。
12月の超高速下落、NYダウが7営業日で1000ドルも下がった。
売られやすくする為、下がる情報をメディアと組んでドンドン流して来る。
昨日まで聞かなかった悪い情報が次々とニュース欄に登場する。
報道に踊った個人投資家が投げ売り始める。信用の追い証も来る。株価は雪崩になって明日への希望は消え去り恐怖感が支配する。ここで一段と売りを煽る。
充分下がった株価を(▼▼メ)が買い始める。売り一色だから安く買える。
下げ相場を見て空売りが増える。空売り比率33%越えなどという数字が出て来る。
空売り方を踏み上げさせれば急騰に弾みがつく。(▼▼メが舌なめずりする。
株価が急騰する。「また騙しカモ?」と考えて個人は買い出動が遅れる。
7日間掛けて下がった株価が3日間で戻る。信じられないような株価の動き。個人はそう思う。
これらの動きって株式市場ではごく普通の出来事なんだよね。習性を知れば慌てずに対応できるよ。
休みの日にはチャートをよく見てみよう。そこにはきっとヒントがある筈だよ。
おはようございます。
いつも空売りするのじゃなくて 相場が崩れた時だけにする。
年に2~3回はそんな時期がある。投資行動は年に数回だけで十分ですよ。
しょっちゅう株を触ると案外儲からないものよ。むっふ。
太平洋戦争末期の学校での軍事訓練。
空を飛ぶ米軍B29 爆撃機に向かって槍を突き出して「気合いだ!」と叫ぶようですね。
相手を知らなければ勝てないですね。手口はよく似てるから覚えられます。