ご存知のように、先週末に発表された(米)11月雇用統計は予想を大きく上回る結果となり、ドル買いが大きく進んで1ドル=121円台に突入していますΣ(゚◇゚;)ゲゲッ!!
年内に120円といった声は以前からありましたが、今は既に125円に達するのではないかといった見方も出始めています。もはや異常な状態になりつつありますが、かといって円買いに傾かせるような材料もなかなか出てこないので、堅調な動きを見ていくしかないのかもしれません。
そして、今週は(米)11月小売売上高などを中心に年末商戦を占っていくことになるでしょう。また、週末には衆院選の投開票も予定されていますのでその結果を見ながらといったところでしょうか((φ(..。)カキカキ
今週の総括:120円ラインの壁を突き抜けて上昇!
1日の東京市場は、1ドル=118.70~119.00円台で7年4ヶ月ぶりに119円台に突入した。週明けの東京市場は。前週末からの原油安によりドル高圧力がかかって、序盤からやや強めの流れとなっていた。ただ、119円台に乗せるも利益確定や本邦政府サイドからの円安牽制発言に対する警戒感もあったのか維持はできず。
海外市場は、1ドル=117.80~119.10円台での乱高下。ムーディーズから日本国債の格下げが発表されると瞬間的に円売りに傾いて高値を更新したが、その後は日経平均先物が大きく値を下げたことや先行き不透明感から利益確定へと大きく傾き、ストップロスを巻き込みながら急落した。プチサプライズ的な事態になったことで、積み上げたロング(買い)ポジションを決済する流れ。
NY市場では、序盤は自律反発の動きで値を戻しつつあった。しかしながら、過去最高と見られていた年末商戦の初動に関し全米小売業協会(NRF)が発表したデータが前年同期比で11%減と弱めの結果となったことを受けて、NYダウが下落しドル・円も118円台を割り込んだ。ただ、注目の(米)11月ISM製造業景況指数が予想を上回ったことで118円台に復帰するという展開…