アステラスが米アムジェンの決定を受け胃がん新薬の開発を中止

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アステラスが米アムジェンの決定を受け胃がん新薬の開発を中止

アステラス製薬は、胃がん治療薬の新薬候補(パイプライン)の開発を中止したそうです。

新薬開発を主導していた米バイオ医薬品大手アムジェンの決定に基づくものとのことです。

アステラスは強みを持つ泌尿器疾患などに続く重点分野に、がん領域を挙げ2013年にアムジェンとの共同出資会社を設立し、新薬開発を進めていましたが、国内の臨床試験(治験)も中止することになったそうです。

 

中止したのは進行性胃がん治療薬「AMG102(一般名リロツムマブ)」の治験で、アムジェンが全世界で開発を進め、国内では共同出資会社のアステラス・アムジェン・バイオファーマ社が治験を進めていたそうです。

 

アムジェンが欧米などで実施した臨床試験で、既存薬と併用したときの死亡数が、既存薬を単独で使ったときよりも多いことが判明し、安全性を重視し日本を含む全世界の治験を中止することにしたそうです。

日本での治験は最終段階に入っており、アステラスの主力の前立腺がん治療剤「イクスタンジ」などに続く新薬として期待されていたようです。

 

共同出資会社が手掛ける5つの新薬候補のうち、高脂血症薬「AMG145(一般名エボロクマブ)」については2015年に国内で承認申請を行う予定だそうです。

 

開発中止による影響額はどの程度なんでしょうね。

 

4503:1,722円

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