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その⑦「株式投資で失敗する原因と対策③」ネガティブ思考は禁物

第7回「株式投資で失敗する原因と対策③」ネガティブ思考はスランプのもと


今回はネガティブ思考がスランプを齎すというお話です。

スランプは投資に限らず多くの人が経験することですが、必ず原因があり解決策もあると思います。

ここでは株式投資でスランプに陥る原因と対策について考えてみたいと思います。


◇「買ったら下がり売ったら上がる」からもういい加減嫌になる!


「買ったら下がる、売ったら上がる」は誰しも普通に経験することです。

しかもそれは至極当然のことなので自信を失くす必要は全くありません。

なぜなら個人投資家の多くは情報入手が遅れ、売り場の後方に並ぶことが多いからで

何度もこういう経験をするからといって決してネガティブな考えにならないことが大事です。

 

では買ったら下がる、売ったら上がる理由についてもう少し詳しくお話します。

◇投資家が買いたくなる銘柄は、業績良し、財務良し、成長性良し、配当良し、材料あり・・・

 この様に三拍子も四拍子も揃った銘柄です。
 しかし好決算、上方修正、復配などサプライズを知ってから売り場に並ぶと
 自分の後ろに並ぶ人は極僅かしか居ません。
 そのため買った途端株価は頭打ちとなり

 既に買い込んでいた機関投資家の利益確定や思惑が外れた個人のロスカットが原因で下がります。
 


 個人が買いに殺到する時は、機関投資家にとって絶好の売り場であり

 個人が売りに殺到する時は、逆に絶好の買い場になるので
 買ったら下がり、売ったら上がるという現象は、むしろ当然のことなのです。

 もしサプライズ発表前から出来高が急増し株価も上昇している銘柄は

 知ってから買うよりむしろ売りから入る方が有効な場合もあると思います。

 


  
弱気が支配している時は売買を躊躇することが多く、売り場の列に並ぶタイミングも遅れます。
 真ん中辺りに並べばまだ勝機はありますが、後方に並ぶと買った時が高値になりかねません。
 弱気になっている時は、相場を休む、開き直る、或いは自分の意思と逆の取引をするなどして

 思考回路をネガティブからポジティブに切り替える工夫が必要です。
 因みにトレードが順調な時は、強気と弱気のバランスが保たれている時です。

 

◇例えば上方修正や好決算が発表された直後に株価が下がることがあります。
 この様な現象は人気や期待、つまり買いが先行していたために起こるので

 一ヶ月くらい遡ってチャートや出来高を確認して置くことが大事です。

 また買い長の銘柄も要注意です。

 さらにいくら好決算でも、株価は今後の業績を織り込みに行きますから

 次期の業績予想が期待値より低い場合も同様の現象が起こります

 つまり普段から投資家が注目している企業や、業績予想に慎重な企業の決算時持越しは

 ある程度リスクを覚悟しておく必要があるということです。


◇「たら・れば」が多い

「たら・れば」は弱気の象徴で、投資家にとって大敵です。

なぜなら後悔を引きずると次の取引にまで悪影響を及ぼすことがあるからです。
株式投資の後悔が齎すものは焦りと自信の喪失で、これが最も怖い負の連鎖を招く原因になります。

「たら・れば」は自分自身に対する言い訳

殆どの場合実行しようと思ったのにやらなかった自分自身の責任ですが
少し工夫をすれば解消することが可能です。
但しやるべきことが解かっていて決断出来なかったのか(決断力の欠如)

決断すべきことに気付かなかったのかでは大違いです。

先ず決断力が欠けている場合ですが、決断力は四つのの要素に分解することが出来ます。
物事を順序良く整理する力思考を継続する力情報を取り出す力情報を応用する力
これを株式投資に応用して考えると


順序良く整理する力はマニュアル化によって補うことが出来ます。
つまりマイ・ルールを事細かく決めておけば良いのです。

 

思考を継続する力は売買の範囲を狭めることで思考の分散を防ぐことが可能で

例として、ワントレード一銘柄(同時に複数の銘柄を売買しない)や

一銘柄だけで何度も乗り降りする方法などがあります。

必要な情報を取り出す力はどのタイミングでどの様な情報が必要なのかを

予めマニュアル化しておくことでカバー出来ます。
例えばデイトレを行う場合、数本の移動平均線、MACD、ストキャなどの指標が
どの様に変化した時が売買のタイミングなのかを即座に判断出来る様

予めマニュアルを作って置くといった具合です。

最も難しいのは応用力ですがこれは場数を踏むしかありません。
何度も同様の経験をする中で、成功体験と失敗体験を記録・整理しておくことが大切です。
応用力はこうした経験の蓄積と情報の量によって養われます。


次に決断すべきことに気付かなかった場合の対策は一つしかありません。
つまりケースごとの対応マニュアルを作り、常にマニュアルを見ながらトレードすることです。


「たられば」はその時々でベストを尽くしていなかったために生まれます。

即ち不注意や怠慢の結果ですから、常に「やるべき事は全てやったか?」「漏れはないか?」を

自問自答しながらトレードに臨むことで解消出来るのではないかと思います。

◇自分には投資の才能が無いと思う


初めて投資をする時は、向き・不向きがトレードの結果に影響することはあるでしょう。
しかし投資家にとって重要なのは才能ではなくスキルです。
最終的には人一倍努力し、より多くのスキルを身に付けた人が勝者になれると思います。
そのためには自分自身の弱みが何かを知らなくてはなりません。

それすら分からないという人は本当に投資には向かない人だと思います。

日々スキルアップに努め、時に自分を戒める姿勢が株式投資で成功する条件ではないでしょうか。


<まとめ>  
①ポジティブ思考が的確な判断
や決断を齎す(ネガティブ思考はスランプを招く)

②強気と弱気チグハグな時は一旦休んで心身共にリセットする
③「たら・れば」は自分自身に対する言い訳(常にベストを尽くす)
④投資の技術は才能ではなくスキルで決まる(努力と勉強が成功への道)

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