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ECB理事会とドラギ総裁記者会見のポイントについて

今日はタイトルにもあるように、今週のメインイベントの一角である20:45からの(欧)ECB金融政策発表と、この45分後の21:30に行われる(欧)ドラギECB総裁記者会見について、見所やポイント、相場展望などについて解説していきたいと思います(*´ω`*)

サプライズなし?今回は現状維持の見込み 前回は利下げに加え、カバードボンドの買い入れといった緩和策の拡大といったサプライズがあったわけですが、流石に今回は・・・といったところでしょうか。市場はすでに現状維持の据え置き判断を見込み始めています。

前回:

したがって、20:45の金融政策発表において追加的な緩和策が打ち出される可能性は低いですが、それでも見所はいくつかあって、まずは9月に導入したABS(資産担保証券)やカバードボンドといった民間資産の購入計画の詳細に注目が集まっています。

この民間資産買い入れの狙いというのは、一般銀行に資金を供給して中小企業への融資を促進することですが、問題はどの程度の規模(金額)購入するかということですね((φ(..。)カキカキ

市場の予想としては、、向こう1年間での買い入れは2,000~3,000億ユーロ(30~40兆円)となっていますので、これを大きく上回るような結果となれば、緩和拡大と捉えてユーロ売りに傾く可能性があります。

また、ギリシャやキプロスの銀行が発行した、いわゆる「ジャンク債(非投資適格)」のABSも購入対象とされるかどうかといった点も1つのポイントになるかもしれません。

そもそも、ドイツは利下げにもABS購入にも反対の立場をとっているわけですが、バイトマン独連銀総裁やジョイブレ独財務省はABSの購入に関してジャンク級(キプロス・ギリシャ)を含めれば、ECBから距離を置くと公言しています。

なので、あえてこれらの反対勢力を押し切ってECBがジャンク債の購入を決定すれば、今後の金融緩和に対する強い意欲が示されたといった受け取られ方をされるパターンも考えられますので、この辺も注目しておきたいところでしょうか。

まぁ市場がどのような受け止め方をするかは難しいので、とりあえずは規模がどうなるかというのが大きなポイントですが、余裕がある方はECB内での発言力やイニシアティブがどこにあるのかといった点も見ておくと面白いと思います(∀`*ゞ)

1番はドラギ総裁の量的緩和に対する発言デス! とりあえずは金融政策発表に絡んだポイントを挙げさせていただきましたが、なんといってもドラギ総裁が量的緩和(QE)に関してどのような見解を示すかが、市場としては一番気になるところでしょう(*゚Д゚)φ))ナルホド!!

今日もドラちゃんの発言次第。QE実施の見通しなどに注目!
これまで何度も、必要であれば非伝統的措置(QE)を講じる準備があるとしてきたドラギ総裁が、実際に踏み込んだ発言が行われるかどうかが非常に重要となります。

特にここまでの為替相場というのは、ECBによる早期のQE実施期待でユーロ売り・ドル買いに大きく傾いて、ドル高が加速した面もありますから、期待感を維持できないようだと巻き戻される可能性がありますからね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

ちなみにこの期待感の裏には、EU圏の9月インフレ率が0.3%と約5年ぶりの低水準となり、経済の落ち込みがより一層懸念されていること。また、ECBがバランスシートを2012年始めの水準に戻すといった目標を掲げていますが、それは7,000~10,000憶ユーロの拡大を意味し、ABS購入やTLTRO(的を絞った長期資金供給オペ)だけでは全然足りないということがあります。

これらの点を考えると、やはり答えは…

…続きはコチラから♪http://fxshufoo.blog.so-net.ne.jp/2014-10-02-1

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