TAROSSAさんのブログ
スターバックスジャパンが完全子会社化で紅茶専門店も検討
米スターバックスは、グループ内で事業の連携を深める狙いで、TOBを通じて2015年初めをメドにスターバックスコーヒージャパンを完全子会社化しますが、米国で展開する紅茶専門店を日本に導入することを検討し、グローバルの経営資源を活用して成長力を保とうとしているようです。
日本のスタバは、デザート飲料「フラペチーノ」の国内独自の味が受けて、2015年3月期も4期連続で最高益を更新する見通しで、米スタバは日本の成長力を取り込み、鈍化傾向にあるグループの収益力を底上げする狙いがあるようです。
とはいえ、国内の競争は厳しさを増しており、コンビニエンスストアが低価格コーヒーの販売を強化していることや、郊外もコメダの「コメダ珈琲店」などが出店を加速して「スタバ包囲網」は狭まっているようです。
完全子会社化すれば、米国で「ティーバナ」のブランド名で運営する紅茶専門店を日本で展開しやすくなるなど、利点は少なくないと判断したようです。
スターバックスジャパン株はTOBに伴い、上場廃止になる見通しで、TOBは筆頭株主のサザビー向けと、その他株主向けの2回実施するそうです。
3月末時点で約11万人の株主がおり、一般株主を対象にした2回目のTOBは、11月10日から12月22日までの間に実施し、市場で1株1465円で買い付けるとのことです。
近くに「ティーバナ」ができれば、行ってみたいです。
2712:1,461円
-
関連銘柄:
J−スターバックス(2712)