ＪＲ東日本が、都心から羽田空港への新しい路線について具体的な構想を発表。実現すれば、東京駅から１８分と所要時間が大幅に短縮されます。
ＪＲ東日本は、都心から羽田空港への新しい路線について新宿駅から大崎を経由する「西山手ルート」、東京駅から田町付近でトンネルに入る「東山手ルート」、そして新木場から東京テレポートを経由する「臨海部ルート」の３つのルートを想定していると発表しました。
この路線が実現すれば、新宿駅から羽田空港まで乗り換えなしで２３分、また東京駅からは１８分と所要時間が大幅に短縮されることになります。総事業費は３２００億円と試算され、設計・手続きに３年、工事に７年かかるということです。
複数のトンネルを掘るため、２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックにすべてのルートの完成は間に合いませんが、ＪＲ東日本は「臨海部ルート」については羽田空港近くに仮の駅を作ることで、２０２０年までに暫定的に開業することも検討しているということです。
