株式投信の純資産総額が６年９カ月ぶり過去最高で70兆円乗せ

[TAROSSAさん]

投資信託協会が発表した７月の概況によると、株式投信の純資産総額が初めて70兆円を超え、６年９カ月ぶりに過去最高を更新したそうです。

公社債投信を含めた公募投信全体では、６月に過去最高となっていたそうです。

株式市場は2012年11月ごろから基本的に堅調に推移しており、今年は少額投資非課税制度（ＮＩＳＡ）の開始もあって資金の流入に弾みがついたようです。

 

７月の株式投信は、新たに３兆1552億円分が購入されており、解約・償還の２兆3104億円を差し引いた8448億円が流入し、流入超は７カ月連続となるそうです。

運用による増額を含め、純資産総額は前月比１兆3190億円増の70兆991億円となったそうです。

 

これまでの最高額は、リーマン・ショック前の2007年10月に記録した69兆681億円だったそうです。

 

投信協会の仁木事務局長は「株式投信への今年の流入額は７月までに約５兆円となり、昨年１年間をすでに上回っている。ＮＩＳＡの影響などがあると考えられる」と指摘したそうです。

 

株式投信の中でも、現物株と同様に機動的に売買できるＥＴＦ（上場投信）や、株価指数などに連動し、初心者にもわかりやすいインデックス型などの資産総額が増えているそうです。

公募投信全体では、純資産総額は前月比１兆4897億円増の85兆537億円で過去最高の更新は２カ月連続となるとのことです。

 

ＮＩＳＡで投信を買っている人って多いんでしょうかね。