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清涼飲料の賞味期限表示

    賞味期限が二〇一五年七月十五日の商品であれば、「2015・7・15」などと表していた。新表記では「2015年6月」と、日にちは記載せず、さらに賞味期限の月を前月に前倒しする。

 

 

    同じ商品で、「7月」と記載した場合、消費者に「七月末までは大丈夫」と思わせてしまう可能性があるので、誤解がないよう前の月を記載し、賞味期限が実際より延びないよう取り決めた。賞味期限が月の最終日の商品だけは期限が実際より延びるおそれがないので、例外的にその月を期限にしてよいルールだよ。

 

 

 対象は賞味期限が一年以上の商品だ。キリンビバレッジは缶コーヒー「ファイア」などの表示を六月の製造分から順次、変更している。サントリー食品インターナショナルも缶コーヒー「ボス」のほか、ペットボトルや缶入りの「サントリーウーロン茶」の表示を六月から切り替えた。ほかの社でも切り替えを検討中。災害備蓄用に保管されることも多い、ペットボトル入り二リットルの国産水はすでに昨年五月から月までの表示に切り替わっている。

 

    飲料メーカーや小売店などで作る業界団体が基準を変え、業界全体に呼び掛けたんだ。食品衛生法などでは賞味期限が三カ月以内の飲料や食品は日付まで表示するよう義務付けているが、三カ月を超える商品は月までの表示でも構わない決まりだ。

 

 

    これまで飲料業界は、より厳格な基準で賞味期限を表示していたが、環境負担や輸送コストの削減のためにルールを変えた。従来は表示が年月日だったため、日付順に細かく商品を配送せねばならなかったが、年月にすることで、トラック輸送の回数が減り、業界団体は年間二千トン~三千トンの二酸化炭素(CO2)を削減できると考えている。メーカーの輸送費コストや店頭での並び替えの手間も削減できるとみている。

 

 

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