ベネッセが顧客情報流出事件で特損260億円を計上し赤字転落

[TAROSSAさん]

ベネッセホールディングス（ＨＤ）は、一連の顧客情報の流出事件を受けて、今４～６月期に特別損失260億円を計上し、また流出事件の今後の影響を見積もることが難しいとして、今年度の通期（2015年３月期）連結決算予想を撤回し「未定」にするそうです。

 

特別損失は、会員へのおわびや関連書類の発送料、情報セキュリティー対策費などで、特損計上により、本日発表した４～６月期連結決算は136億円の最終赤字に転落したそうです。

４～６月期の赤字は、四半期決算を始めた2003年以降で初めてだそうです。

 

期初段階では最終利益213億円を予想していましたが、通期決算予想を未定としたのは、調査の継続と同時に、新規の営業活動を停止していることから、今後の業績を合理的に見積もることはできないと判断したようです。

 

また、31日付けで、情報流出時に社長だった福島保代表取締役副会長、情報部門責任者だった明田英治取締役の２人が引責辞任したそうです。

 

大きなツケとなりましたね。

信用回復には相当な期間がかかるでしょうね。

 

9783：3,900円