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まんだらけ 【2652】

今回はアニメなどホビーグッズの中古品を扱う銘柄の紹介です。
所謂、オタク向けと言われている商売ですね。

売上の比率は本18%、TOY36%、同人誌20%、他25%となっています。
最新の四半期報告書は出ていますが、大きな動きはないため2013/09の有価証券報告書から確認していきます。

【投資判断】
成長性:現状の3倍程度(経常益30億円)までは可能。
財務:在庫リスクの他、監査法人が頻繁に移動しており決算書を信用出来ません。

事業の成長性は素晴らしいです。
しかし、財務を信用することができない銘柄は上場廃止リスクを抱えています。
投資は控えたほうが賢明です。

【成長性】
売上、特に経常利益が物凄い伸びです




経営を見てみると、売上の伸びに対して急激に経常利益が伸びています。
これは「買取→販売」までの粗利をシビアに高めていっていることが伺えます。

なるべく安く買って、高く売る、古物商の基本を地道に磨いている訳ですから、現状の経営陣なら安心して投資することができます。
商品の目利きができる従業員が多数居て初めてできる芸当ですね。

今後まんだらけが成長するには、店舗数を増やしていくのが最も基本的な正攻法でしょう。
どれくらい増やせるかな?と店舗一覧を見ていたのですが

東京4店
大阪2店
愛知1店
福岡2店
北海道1店
栃木1店

東京や大阪などの大都市だけではなく、栃木(宇都宮)にも店舗があります。
宇都宮市の人口は約51万人ですから、大都市ではなくても商売できることになります。
少なくともコミックマーケットが成立している地域には1店舗は出店可能なのではないかな?と仮定して調べてみました。



ざっと見ただけでも地方で18店、首都圏の神奈川、埼玉、千葉に各1店舗、合計21店くらいは出店できそうです。
現状が10店なので、経常益で3倍までは成長可能だと思われます。

【財務】
自己資本比率は40%と安定的です。
ただし、商品在庫が総資産のほぼ半分(105億円中50億円)を占めています。
買い取った商品が長期間売れなかった場合は特別損失が発生する可能性があります。

さらに懸念しているのは監査法人が頻繁に移動していることです。
新日本→優成誠栄一般の会計事務所とこの10年でコロコロ変わっています。
それも最終的には監査法人ではない会計事務所に交代しているのです。
上場企業での監査業務を監査法人ではなく、一般の会計士が行うことは建前上可能ですが、かなり異例のことです。
巨額の在庫計上について何か揉めたのでは?と勘ぐってしまいます。

この会社の決算書は正直に言って信用できません。

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