マレーシア航空機墜落に伴うウクライナ情勢の今後やポイント

[ゆきママさん]

 

というわけで、今日はマレーシア航空機墜落事故について、一連の流れから今後のポイントなどについて少しまとめておきたいと思います。

今のところは見かけ上は収束に向かっているため、目立ってリスク回避的な動きが高まっているわけではありませんが、これから急速に情勢の変化がある可能性もありますので、覚えておきましょう(`･ω･´)

最近の低価格競争が悲劇を生んだという話も…　まずは事件の流れについてですが、7月17日にオランダ・スキポール空港からマレーシア・クアラルンプール国際空港に向かっていたのマレーシア航空MH17便が墜落しました。ロイターによれば、ロシアの国境からおよそ40キロ離れたウクライナのドネツク州グラボヴォ村とのこと。乗員乗客の298名全員が死亡しています。

ちなみにドネツク州はご存知のとおり、一方的にウクライナからの分離・独立を宣言しており、親ロシア派武装勢力が支配力を強めており、未だ実現していませんがロシアへの編入を希望しています。

まぁ確定したわけではありませんが、現段階では親ロシア派の関与が強く疑われており、また多くの識者や専門家はロシア製ミサイルにより撃墜されたという見解で一致しています。それまでも同じ空域でウクライナの戦闘機が、何度か落とされていましたからね( ´ﾟдﾟ)(ﾟдﾟ｀ )ﾈｰ

そんな危険地帯を何故通過したかといえば、民間機が狙われる可能性はまずなかったということや警告も出ていなかったことで、ウクライナ上空を通る効率の良いルートで運行していたのではないかといった指摘もあります。

その他の多くの航空会社ではルートを変更するなどして対応していましたが、マレーシア航空は業界でも最安値を追及していましたので、やはり燃料などといったコストを考えると、同ルートを選択したのでしょう(´･ω･`)

はっきりとした警告が出ていれば結果は違ったのかもしれませんが、ここ最近の航空関連各社のコストカットや低価格路線というのは、命に関わる問題なだけに疑問が残るところではあります。

ウクライナ情勢の今後とロシアへの経済制裁は？　未だ断定はできないとはいえ、今回の親ロシア派のミサイル誤射事件というのは、大きな衝撃となりました。ロシアが親ロシア派の統制ができていないといった話もありますし、プーチンも今回の件については呆れ顔で、やや見放した感すらあります(ﾉ∀`) ｱﾁｬｰ

しかも、そんなロシアの動きを察知してか、ウクライナ政府はここぞとばかりにドネツク周辺に侵攻しています。あまり報道はされていませんが、すでにこれまで親ロシア派が手中に収めていた地域の半分程度は奪取したといった話があります。

こうやってウクライナは行け行けドンドン状態で攻め込んでいるわけですが、実はロシア側も黙って見ているというわけではなく、劣勢に立たされたとわかるや、一旦は国境付近で解散させた兵士を再び呼び戻し、防衛の準備を着々と進めているようです。

この辺は昨日のメルマガでも書きましたが、実は事態が収束へは向かっておらず、より大きな戦争に発展する可能性を秘めています。

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