伊藤忠商事がタイ大手財閥と資本・業務提携で870億円出資

[TAROSSAさん]

伊藤忠商事は、タイ最大級の財閥チャロン・ポカパン（ＣＰ）グループと資本・業務提携したそうです。

ＣＰグループは伊藤忠に約１千億円を出資して約4.9％の株式を取得し、実質的な筆頭株主になりますが、日本の大手商社がアジア財閥と相互に株式を持ち合い幅広い分野で戦略提携するのは初めてだそうです。

成長するアジアや新興国の需要を取り込み、食料や飼料など非資源分野の事業を強化するようです。

 

伊藤忠はＣＰグループの中核会社で、飼料・畜産事業を中国やベトナムで展開するＣＰポカパン（ＣＰＰ）の株式25％を約870億円で取得するそうです。

また伊藤忠は、ＣＰ子会社と日本政策投資銀行が設立した投資事業組合を引受先とする第三者割当増資を実施するそうです。

 

伊藤忠とＣＰグループはまず、飼料や農産物などの食料や化学品など両社が強みを持つ分野を中心に協業し、将来は情報や保険などの金融分野に広げるようです。

 

提携効果について伊藤忠では平成27年度に利益ベースで最大50億円、中長期的に100億円を見込むとのことです。

 

商社の強みを活かせるといいですね。 

 

8001：1,315円