松竹が発表した2014年３～５月期の連結決算は、純利益が前年同期比21％増の13億円で、米ディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」のヒットを受け、映画事業で興行収入が増えたそうです。
純利益の通期予想に対する進捗率は第１四半期で81％に達しましたが「６月以降投入の映画作品の集客動向を見極めたい」（経理部）との理由で、2015年２月期の業績見通しは据え置いたそうです。
売上高は７％増の237億円、営業利益は22％増の28億円だったそうです。
映画を含む映像関連事業の営業利益は3.5倍の15億円、不動産事業も大型オフィスビル「歌舞伎座タワー」のテナント収入増などで2.7倍の10億円に伸びたそうです。
一方、演劇事業は63％減の７億7100万円で、昨年は歌舞伎座が４月に建て替えオープンしており、連日大入りだったこけら落とし公演の反動が出たようです。
2015年２月期の連結純利益は前期比16％減の17億円を見込んでおり、売上高は１％減の881億円、営業益は46％減の46億円となる見通しだそうです。
このままいけば、次の四半期決算頃には業績予想の上方修正があると思っていますが、どうなるでしょうね。
9601：958円
