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※ご注意:読むと腹が立ちます!

今宵、持ち株の下落または上昇で枕を濡らしているあなた・・・♪
寂しくティッシュを濡らしているあなた・・・♪
オマンデーの夜にあなたの心を丸裸にするぅ~♪
週の先っぽ月曜日!今夜もみんかぶ日記であなたを慰めるぅぅ~♪
ノッティーのオールナイトスッポンポーン!! パフパフ~♪ 12回目!

私は、昨日すこし泣きました。
以前、日記にアップした際 各方面から笑われました。
俺は怒っているんだぞ! ぶつけた肘がチクチク痛い。
どうか、俺の立場でよろしくお願いします。

先日、親友の嫁 妙子から電話がきた。
まるで文化祭中の女子高生のようなテンションでだ。
「おお妙子 どぉした?」
「シンシンが描いた絵が賞をとったの! みんなで見に来て!シンシンも喜ぶからぁ~ うふふ」
シンシン・・・妙子の2歳半になる息子だ。 本名、伸太郎 色白で坊ちゃん刈りのわがままなガキ。
俺がいま最も恐れている男である。

「うん、わかった~みんなで今度の日曜日行くよ」 ガチャ ・-・-・-・-・
げっ!マジかよ~
電話を切った後、湧き起こる後悔の念・・・・

帰宅して妻に電話のことを伝えると、
「ホント!じゃ、美潮と二人で行ってきてぇ~あたし美容室行くから~」
その場で気を失った。。。

当日、大喜びの娘を車に乗せ、妙子のマンションへ向かう俺たち。
「みーすけ、ケーキでも買ってくか?」
「うん、パパーみーちゃん いちごのケーキ!」
いちご好きは父親ゆずりだ。
俺たちはケーキ屋さんへ向かい、ケーキ5コとプリン5コを買った。

ピーンポーン♪ はーい!
ドアを開けると、、、うわっ!出たよ~~そこにヤツは立っていた。
改めて言わせてくれ。「なんで来ちゃったんだろ俺・・・・」

「わーっ!みーちゃん おいでぇ~ シンシンとあそぼー」
「うん、シンシンあそぼう!」
と上機嫌で我々は迎え入れられ、すぐさま子供たちは遊び始めた。。。

「あれ?直人は?」 (直人:小学生の頃からの友達で妙子の旦那)
「うん。お昼にたこ焼きをするからって、買い物に出たの。うふふ」
「そうか。妙子、これ・・・」とケーキを渡そうとした瞬間! 

「あぁ~ん これシンシンのっ!」 げっ!!
どこに潜んでいたのか、それをひったくりやがったのである。
中に何が入っているかも知らずに、縦に横にひっくかえして・・・・あっという間だった。

2~3歳児という生き物は、見慣れない者が現れた場合 まず怯えながら相手を観察する。
で、自分に危害を加えないと判断するや否や、突如としてやりたい放題になる。
案の定、中のケーキとプリンはぐっちゃぐちゃ!

「うわぁああああ~~~~っ!うんぎゃああああ~~~~っ!」
くぉの~~っ! 俺のイチゴのケーキを~~っ! 今日は泣いたって許さねぇ~ぞぉーっ!

その時「パパ!シンシンいじめたらダメでしょ!ぺちんしますよっ!」
と、娘は泣き叫ぶ伸太郎をいいこいいこしている。
みーすけぇぇぇ~~~ お、お、お前だけは信じていたのにぃぃぃ・・・・ うぉぉぉぉーーーっ!!
(美潮、パパはね この男にだけは騙されないで欲しかったよ。マジで。)

数分後、俺はもう一度ケーキ屋に買出しに向かったが、実は内心ほっとしていた。 
正直、後は娘に任せて帰りたかったからだ。
ケーキを買い直しマンションに戻ると、直人が帰っていて「いやぁ~悪かったな。ははは」

それから1時間ちょっとして、たこ焼きが始まった。
直人の作るたこ焼きは本格的でうまい。 俺も娘も大好きなのだ。
当然、伸太郎も大好きで、出来上がるのをヤンヤと待っていた。
俺たちは出来上がるそばから、食べに食べまくった。

さぁ!たこ焼きの後は、お待ちかね!ケーキとプリンの登場!!
伸太郎も待ってましたとばかり、ケーキもプリンも平らげてしまった。 更に・・・

「あっ!俺のイチゴぉぉ!」 
「いやっ、これシンシンの!ばかぁ!」と
口から赤い毒液を垂らしながら半分になったイチゴを握りしめている。
くぉのーっ!禁じられた遊びみたいな顔しやがって! 油断も隙もない。

「あら、シンシンいっぱい食べたわね。うふふ」 「そうだね、今日は楽しそうだ。ははは」
なんだこのダメ夫婦、、、ペーとパー子か?
どこぞの宇宙からきた このミニ怪獣に騙されているとも知らずに・・・・情けない。。。

食後はややしばらく平和な時間が過ぎて、
娘は妙子のひざの上で女の子らしくアクセサリーをいじっている。
伸太郎は俺のひざの上で、これでもかとくすぐられてキャーキャー騒いでいた。
が、平和な時間はそうは長く続くものではない。

突如、人食い植物が毒液でも吐くかのように「プシャ~ッ!」という音を立ててゲロを放出!
瞬時にスカトロの上級者のような姿になる俺・・・・
「ふんぎゃああああああああ~~~~~~!!」びっくりして泣きわめく伸太郎に、
「あら、シンシン食べすぎたのね。うふふ」 「いやぁ~悪い悪い。ははは」
こ、これでいいのか?

俺たちは、ゲロだらけのまま二人で風呂場へ向かい、服の上からシャワーでザッと流し
ダメな野球拳のように一枚一枚と服を脱ぎ、二人ともスッポンポン!
スッ裸になった伸太郎を改めてよく見ると、ヤツも俺をじーっと見ている。
なぁ伸太郎、ひょっとしてオメーもの凄く長いスパンで俺の乳首狙ってんのか・・・・。

そして、風呂から上がるとヤツは自分専用の椅子に座りジュースを飲みながらフラフラし始めた。
ま、まさか!どこぞの山岳民族が以前からコイツを狙っていて、
毒矢を首に吹き当てられたのでは、と思わせるような動き。。。。。。

んっ?白眼になった...zzz...あれっ?あれっ?...zzz...こいつ寝てるぅ!
やったぁー“帰れる!” この機を逃がしてなるものか。
俺は小さくガッツポーズを決め、新しい下着と着る物まで用意してくれた妙子に礼を言い、
直人にも「じゃあな」と別れを告げ、娘の手を引き玄関に向かった。

マンションのエントランスを出るまでは気を抜けない。
ふと一瞬、ヤツの泣き声が聞こえた感じがした。

思わず娘を置き去りにして超早歩きになる俺・・・・
「パパ~まってぇ~」
数秒後、俺は低い生け垣に激突し、足をすくわれる形で一回転していた。
「わぁーパパ~すごい~」
もう、どうにでもしてくれっ!

このまま地面にうずくまったら、体が溶けてダメな液体になるような気がした。
どうしっちゃったんだろ、、、俺・・・
そして、賞を取った絵? もうどうでもいい。
俺の日曜日 返してくれぇぇえええーーーっ! うぁぁあああ~~~~ん



手負いの獣のようになってようやく自宅にたどり着き、すこし泣いた。









「私は貝になりたい・・・」




















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