利益の出し方も人さまざま、また損をしてしまう原因も人さまざまである。中心と周辺を考えるとき、常に中心にありたいと願う人は、周辺を意識する。企業で言えば、儲けている企業を中心とすると周辺からいかに利益を生み出すかと言うことになる。具体的にはグローバル企業は安い原材料や労働力を求め自国以外から調達する。いわば、アービトラージだ。アービトラージは均衡化したとき終了となる。安い原材料・安い労働力を前提とした企業の時間的価値は減衰していくのが理解される。
企業も生まれ、成長し、そして衰退していく。どこに利益の源泉があるか、またどこの過程にその企業があるか見極めることは長期投資には重要だ。
今日の一言:栄華を貧れば、如何なる富豪も貧乏人なり。貧欲これ大損なり。