ゆきママさんのブログ
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為替相場(ドル円)~今週(19~23日)総括と来週の展望~
今週のドル・円相場は序盤から軟調な雰囲気で200日移動平均線を割り込むなど、下値試しモードになるかと思われましたが、後半になるとリバウンドして102円台に迫りましたΣヽ(゚Д゚; )ノエエエッ!
101円割れからの異様な底堅さはゆきママも予想外でしたが、それは他の投資家も驚きだったようで、要因として輸入企業からの買いのほかにPKO(Price Keeping Operation:政府系の価格維持政策)があったのではないかといった指摘もあったほどです。
とはいえ、自然に考えるのであれば米長期金利(10年債利回り)の上昇や、強さを見せ続けるNYダウ平均株価の値動きなどが下支えとなったのでしょう。特に長期金利については先週は節目の2.5%を割り込む場面もありましたが、今週はなんとか反発しています。
FOMCで金融緩和の終了へ向けて出口戦略を検討し始めたことも明らかになりましたし、黒田日銀総裁の言葉を借りれば「円高になる理由がない」という状態なので、来週は少しはしっかりとした相場を期待したいところです。
ただし、目先のリスク要因としてはウクライナの大統領選挙がありますね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー 先ほどから投票が開始されているものの、親ロシア派武装勢力が支配を強める東部地区では選挙が行われていないとの情報も入っており、選挙結果そのものの扱いについて見方が分かれる可能性があります。
また、東部での交戦でイタリア人記者と通訳の2人が死亡したと報じられており、かなり緊迫感はありそうです。まぁ基本的には週末の記事に書いたように、ウクライナ国内でのリスクにとどまるのであればそれほど意識はされないでしょうが、欧州やアメリカ、そしてロシアなどが介入してくるようであれば、警戒する必要がありますので続報をしっかりと見ておきたいところです。
5月19日~5月23日の週。ドル円相場は1ドル=100.82~101.99円
今週の総括:200日移動平均線を割るも、底堅く反発
19日の東京市場は、1ドル=101.20~101.50円台で午後に入り押し下げられた。日経平均株価が一時14,000円台の大台を割り込んだことで、市場も雰囲気が悪化して全体的に円買い優勢となった。
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