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5月21日のFOMC議事録公表(4月分)について見所まとめ
さてさて、今日は日銀のイベントがありましたが、今日の未明(27:00)からは(米)FOMC議事録公表(4月29~30日分)が予定されています。今後のアメリカの金融政策の行方を占う上でターニングポイントになる可能性もあるため、注目しておきたいところでしょう(∀`*ゞ)
サプライズは!? FRBの出口戦略議論に注目 てなわけで、今日の見所などについて簡単にまとめていきたいと思います。まず、言うまでも無いですが焦点は早期利上げ観測を意識させるかどうかということです。
というのもそう遠くない将来、利上げという出口に向かってFRB(米連邦準備制度理事会)も動いていかなくてはないのですが、どのように金融を引き締めていくのかという将来像は未だに見えていません。
しかしながら、実はこの開催日の1日目(4月29日)にFRBは非公式の会合を行ったとしており、その中で「中期的な金融政策について討議した」と報じられています。市場では、この非公式会合の中で出口戦略について議論があったのではないかという見方が広がっているんですね(b´∀`)ネッ!
いわゆるこの非公式会合はサンシャイン会合といわれるものですが、討議の中身については公開する義務が無いため、どのような内容であったかはわかりません。
※FRBはサンシャイン法(Sunshine Act:情報公開法)に基づき、会合の開催を告知する必要はがある。ただし、討議内容を公表することは義務付けられていません。
なので、今回の議事録公表でこの非公式(サンシャイン)会合について、出口戦略の議論であったという言及があった場合にはプチサプライズとなってドル買いが強まるかもしれません。まずはこれが大きなポイントの1つでしょう。
なんといっても、前回のサンシャイン会合が開かれた次の月のFOMC(連邦公開市場委員会)でインフレ目標導入が決定されるなど、新たな政策が行われる前の準備としての側面もありますので、注目度はかなり高そうです。
そしてもちろん、どのような意見がこのFOMCで交わされていたかというのもポイントとなります。前回はイエレン議長が記者会見で述べていた、「量的緩和終了後6ヶ月で利上げを開始」という文言がなく、利上げに慎重ないわゆるハト派的な意見が多かったために、ドルが売られる展開となっていました。
う~ん、早期の利上げを容認するようなタカ派な意見がメンバーから多く出ているようであれば、ドル・円相場も上昇しそうではありますが、イエレンの6ヶ月発言のようにかなり具体的な日程にまで踏み込んでいなければ難しいのかもしれません(-`ε´-;)ンー
というわけで、サンシャインサプライズがあればドル買いが強まる場面もありそうですが、ここまでのFOMCの流れを見ていると、あまりタカ派的な議論は期待できなさそうなので、トータルで見ればやはり下なのかな・・・という気がします。
発表は27:00ということなので、寝ている方も多いとは思いますが、簡単にまとめさせていただきました(*´ω`*)
そして、ここからはいつものように昨日今日のドル・円相場について。昨日の海外市場は、1ドル=101.10~101.40円台でやや軟調な推移となりました。欧州市場では、東京市場からの流れを引き継ぐ形で株安となり、序盤からドル売りの目立つ展開となりました。ただし一定の底堅さはあって反発し、ほぼ値を戻してNY市場へ。
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