ヤフーは19日、イー・アクセスの子会社化を中止すると発表した。
自らインフラを手がけるよりも、それぞれの強みを生かした協業の形で事業を進めていく方が望ましいと判断した。
きょう開催の取締役会で中止を決めた。イー・アクセスは6月1日付でウィルコムと合併する予定で、ヤフーは合併新会社の株式をソフトバンクから3240億円で取得する計画だった。
今回、株式取得は中止するものの、合併新会社の社名「ワイモバイル」や新ブランド「Yモバイル」は変更しない。
ヤフーの携帯電話事業参入をめぐっては、アナリストなどから巨額な設備投資が必要なインフラを持つことに疑問の声もあがっていた。