円が、102円を割った状態である。週末、101.80で取引を終えたようである。101.50からの戻しである。週末要因の戻しか、ダウに引きずられての戻しか。月曜に、日本の貿易収支の発表があり、赤字の増大が予想されている。円安要因であるが、これで、円が、どう動くかを見たいところである。
FRBの政策方針は、あくまで、アメリカの経済状況を見ながらのものであり、引き締め策ありきのものでないようであるということであるらしいが、当たり前のことであるが、市場が、好感したりするらしいが、先物に売りがたまっているために、逆に動くということが、実際のところではないか。
今週は、アメリカの経済指標が発表される。ダウが、史上最高値を更新してきており、チキンレースの様相を呈してきている。
ECBは、対ドルで、1.4000を超えてくるのが気に入らないようである。
ポジション調整の動きで、説明がつく範囲の動きが、現状ではないか。忘れたころにセルインメイか、あるいは、セルインメイは忘れ去られるのか、難しいところである。
<為替相場>
ドル円 100.80~102.50
ユーロ円 137.20~142.50
ユーロドル 1.3650~1.3950
ユーロが、さげている状況である。来月に追加緩和があるかもしれないということである。ユーロ共同債があれば、その債権を購入すれば、良いのかもしれないが、現状では、紙幣を刷って、各国の国債の購入に割り振るということになるのか、あるいは、何らかの債権の購入に充てるのか。
円が、円高に振れているが、100円割れもなさそうである。101.20あたりに、実需の売りでもかさんでいるのか。