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二番底をつけられるか

5月9日の日経平均は、14199.59(+35.81)。水曜日の大きな下げからさずがに戻しているが、雲、基準線、転換線の下でMACDは下向きで、下降局面。ただしパラボリックは上向きになっており、13973のSARを切らなければ、目先底となる可能性もある。しかし週足が基準線、転換線の下で、パラボリックも下向き。下値の支えと見られてきた雲の上限14327につっこんできてしまっている。雲の上限をめぐる攻防になっているが、雲の上限はせりあがってゆくので、これが下値支持として機能すればじりじりと戻すことも期待される。しかし月足は雲、基準線の上ではあるが、転換線を大きく切ってきてしまっており、パラボリックも下向き、MACDも天井をつけて落ちてきていて、上値をおいかけるエネルギーはどうも感じられない。


NYダウは史上最高値になっている。雇用統計の改善にもかかわらず、労働参加率の低下や賃金の上昇が鈍いといった点が指摘されているようだが、鉱工業生産指数や、設備稼働率、失業率などいずれも、緩やかにではあるが、改善の方向にあると思われ、これが株価の支えになっているような印象だ。一方、日本の方は、景気動向指数は先行指標は下降してしまっており、株価のほうも2012年12月からの上昇が2013年12月で天井をうってしまった形になっている。株の低迷は外国人投資家が日本に投資しようという意欲をみせていないというのが原因ではないかと思われる。実態経済における消費税の影響と、外部環境については中国韓国との地政学的リスクの増大が頭を重く抑えているのではなかろうか。政策的にはTPPや法人税の引き下げ、規制緩和などが打ちだされてくるか、実態経済については、消費税の重石を撥ね退けて企業業績の復調が具体的な数字で裏付けられるといったことがないと、上値を追うエネルギーはしばらく出てこないのかもしれない。


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