ウルトラセブン第31話「悪魔の住む花」は、1968年5月5日に放送されました。
この回は、何といっても若き日の松坂慶子さんが出演していることで有名です。
もう一つ、重要なのは、アマギ隊員を演じた古谷敏さんが最も気に入っている回だということです。
松坂慶子さんは、このころからすでに大変美しい女優でした。
宇宙細菌ダリーは、花びらの中に潜んでおり、花の匂いを嗅いだ彼女の鼻(ハナ)の穴から体内へ侵入しました。
ミクロ化したウルトラセブンは、やはりその鼻の穴から侵入し、松坂慶子さんの体内を模したセットの中でダリーと戦ったのでした。
そこで今回は、社名に「花」が付く会社を調査します。
3041ビューティ花壇 ROE13.3 PER10.9 PBR2.28 時価総額16億円
4452花王ROE10.3 PER25.8 PBR3.07 時価総額1兆9463億円
7555大田花き ROE3.2 PER22.4 PBR0.98 時価総額48億円
7604梅の花 ROE0.6 PER53.1 PBR2.32 時価総額156億円
9674花月園観光 ROE17.3 PER34.7 PBR1.62 時価総額14億円
この中で、4452に注目です。
昨年は子会社のカネボウ化粧品が、美白化粧品の問題で商品回収を行いました。
2009年にも健康クッキングオイルの回収を行ったことは記憶に新しいところです。
にもかかわらず、増益を続けているのですから、よほど体力のある企業です。
打たれても復活するところは、まるでウルトラセブンのようではありませんか。
健康を増進するために開発した商品が、ときに健康を損なう方向に作用してしまう、この一見矛盾をはらんだ事業内容も、ウルトラセブン・ポートフォリオの一角にふさわしいと思います。
投資判断は自己責任で。