昨夜注目された消費者物価指数はポジティブな結果となりましたが、ウクライナ情勢の悪化を受けてドル円は急落しました。しかし、ニューヨークタイム後半には日本経済新聞電子版が「4月の月例経済報告で国内景気の基調判断を下方修正する方針」と伝えたことで日銀による追加緩和に対する期待から米国株・ドル円が上昇することとなりました。
★米・NY連銀製造業景気指数
予想:8.00 結果:1.29
★米・消費者物価指数(前月比/前年比)
予想:0.1% 結果:0.2%
予想:1.4% 結果:1.5%
★米・消費者物価指数(コア)(前月比/前年比)
予想:0.1% 結果:0.2%
★米・対米証券投資収支
予想:225億ドル 結果:857億ドル
今日の東京タイムですが、昨日のブログで書いたように中国GDPに対して警戒感が漂っていたのですが、市場予想7.3%に対して、7.4%とポジティブな結果となったことから日経平均も上昇し、ドル円も102円台まで回復しています。
ウクライナ情勢悪化と言うネガティブな要因が、『米国指標』『日銀追加緩和への期待』『中国GDP』という三本の矢によって打ち消された感じで、日経平均終値は+420円と大幅に上昇し、ドル円も102.2円まで上値を拡大しています。
さて、気になるのは今夜からの展開です。まず指標を見てみますと…
21:30 米・住宅着工件数
21:30 米・建設許可件数
22:15 米・鉱工業生産(前月比)
22:15 米・設備稼働率
と、比較的重要度の高い指標結果が発表されます。そして、昨夜注目されたイエレン議長の発言も今夜予定されています。
しかし、イエレン議長の発言は金融政策に言及するものは無かったようで注目だけで終わりました。恐らく今夜も発言内容は踏襲されそうですので、そこまで注目しなくても良いのではないかと思っています。
あとは・・・
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