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昨夜のFOMC議事録まとめ。イエレンの発言は完全に勇み足
昨日のFOMC議事録は思った以上にハト派的な内容となりましたね。正直、イエレンFRB議長の例の発言とはいったい何だったのかというレベルでした(ノ∀`) アチャー
まぁ株価にとっては好材料で、NYダウの上昇がドル・円の下支えとなりましたが、日経平均が足を引っ張る形で反落というのがここまでの流れでしょうか。上値が重いというか、昨日のFOMC議事録を受けて単純にドル売り圧力が強まってしまっています。
というわけで、昨夜のFOMC議事録公表を以下にまとめました↓
■27:00(米)FOMC議事録公表(3月18~19日分)
・多くのメンバーが金利見通しを昨年から上方修正
・一部のメンバーが(市場に金融引き締めが早まると)誤解される懸念
・一部のメンバーは経済見通しを引き下げ悪天候だけではないと指摘
・ほぼ全てのメンバーが利上げ基準見直しに同意
・労働市場の状況改善を支援する十分な底堅さがあるとの見解で一致
中身についてみていくと、やはり利上げに関してはかなり慎重な見解を示しており、金利見通しを上方修正したことで、市場に金融の引き締めが早まるという誤解が生まれるのではという懸念も一部ではあったほどです。
また、イエレン議長がFOMC後の会見で述べた、量的緩和終了後「6ヶ月」で利上げを開始するとの発言については、そのような記述が議事録にはなく、議論されていなかったことが判明し、イエレンの感覚的な話というか、あくまでも個人的見解だったという見方が強まっています。
というわけで、FOMCでは意外なほどタカ派的なメッセージを打ち出していると受け取られたものの、中身を見てみると案外というか、かなりハト派的な議論となっていたため、反動でドル売り圧力が強まっていますヾ(・_・;)チョットコレハ…
ちなみに経済見通しについても、それほど強気といった感じもないですし、むしろ中国経済の減速などに警戒感を示していました。
議事録発表後は下押しされたものの、一旦はNYダウの反発を受けて上昇しているんですよね。ただ、上がると思われていた日経平均は前日比でほとんど変わらなかったため、再びドル売りに傾いています。
昨日の議事録公表は大体こんな感じでした。それではここから昨日今日のドル・円相場について振り返っていきましょう。昨日の海外市場は、1ドル=101.70~102.10円台のレンジで往って来いの値動きとなりました。欧州市場では、FOMC議事録を控えていることもあって様子見ムードが強く、102.00円ラインを挟んでの小動きでした。
…続きはコチラから♪⇒http://fxshufoo.blog.so-net.ne.jp/2014-04-10
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