週明け、みなさんいかがお過ごしですか?
一部の報道ではこの週末のウクライナ情勢から「ブラックマンデー」との見出しも見られますが、予想に反して暴落とはならなかったようです。
注目のウクライナのクリミア自治区で行われた住民投票は暫定結果でロシア編入賛成が95.7%となりました。もっとも、欧米各国は投票を承認しない姿勢を打ち出していますし、投票の公平性に疑問を投げかける報道も散見されます。
先週末の14日、アメリカのケリー国務長官とロシアのラブロフ外相との会談が平行線で終わり、さらに住民投票実施への懸念から今日は大幅な下落が想定されたのですが、この結果はある程度予想されていた部分もあるためか、冒頭でも書いたとおり、今朝の日経平均は前営業日比マイナス水準であるものの大きく崩れることはありませんでした。
日経平均午前の終値は前営業日比-63円の14,264円、ドル円は101.5円となっています。
注目された住民投票は"やはり"実施されたことから、市場の関心は「制裁」「軍事行動」に向いてくるのではないかと思います。こればかりは何時アクションがあるかわからないだけに指標などのイベントとあわせて予想するのは難しそうです。
今夜発表される指標は・・・
21:30 米・NY連銀製造業景気指数
22:00 米・対米証券投資収支
22:15 米・鉱工業生産(前月比)
22:15 米・設備稼働率
と、注目される指標がありますが、日本時間の20日未明にはFOMC(連邦公開市場委員会)による政策金利の発表が控えているだけに、ウクライナをめぐる制裁や中国の景気に対する不安感とあわせて上値は重いのではないかと見ています。
ただ、この状況を押し目買いの好機と考えることもできますね。
その理由はYUIのブログを見てくださいね♪