負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望157

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モウ山 ウシ象さんのブログ

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負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望157



先週は、日経平均が、大幅下落した。しかしながら、ダウの下落が、それほどでなく、なんとなく、不完全燃焼のような気がするのである。



クリミアのロシアへの分離独立を決める投票が、16日に行われるということであり、結果は、日本時間の17日朝ということである。もともと、ロシアが、ソ連時代に、ウクライナに、クリミアを編入したという歴史があり、もともとは、ソ連の一部であり、それが、ロシア(ソ連)の手に戻るだけの話である。



ウクライナが、ユーロへの加盟を考えているということもあり、ロシアにとって、ウクライナの権益が脅かされるという可能性もあり、クリミアを、ふたたび、ロシアの手にもどしたいということもあるのだろう。



しかしながら、クリミア問題が問題ではなく、本丸は、中国のシャドーバンキングである。



中国の人民銀行は、まず、インフレの問題もあり、元を刷るつもりがないようである。さらに、シャドーバンキングのデフォルトを容認するとのことである。リーマンショックになぞらえるむきもあるが、日本の住専の方が近そうである。



リーマンは投資銀行であり、シャドーバンキングはノンバンクである。リーマンは直接不動産投資にのめりこみ破たんした。シャドーバンキングは、ノンバンクであり、実際は、ノンバンクと銀行とはつながっているのであるが、名目的には、別組織である。銀行と、ノンバンクとの切り離しが必要となる。興味深いことは、シャドーバンキングの貸付先が、不動産だけでなく、地方政府や一般企業などにも及んでおり、これがより一層の事態の複雑化を引き起こしそうである。中国経済が、成長期から安定期に差し掛っているのかもしれない。ある意味、中国は現状では最悪期である。そうであるならば、中国株にでも投資した方が、面白いかもしれない。



今週であるが、アメリカの指標が多く発表される。ダウは、アメリカの指標以外は無視しているようであり、ある意味、わが道を行く状態であり、それは、横綱相撲である。しかしながら、16000を割れば、下げがもう少し加速しそうである。ダウも、借金により買われているとのことであり、そろそろ終わりも近いというところか。



 



<為替相場>



ドル円    100.20102.50



ユーロ円   137.20143.50



ユーロドル  1.37501.3950



為替相場の現状を見ていると、ドルだけで動いているようでる。円、ユーロ、キュウイ、豪ドルがすべて強く、ドルが弱い。ドル対その他通貨の様相を呈しているようである。



今週は、アメリカの指標が多く発表されるが、シャドーバンキング問題が、その全貌を明らかにし始めており、為替相場の動きが気になるところである。ドル以外の通貨の力強さが、再確認されるのかを、注視したいところである。



 



<株式相場>



日経平均    1380014500



今週中に、14000を割るのではないかと考えている。クリミア投票で、材料出尽くしで、上げてくるのであれば、売りたいところである。



シャドーバンキング、増税が待ち構えており、5月までに、日経平均は12000あたりまでの下落もあり得ると考えている。



あまりにも値幅が大きすぎるので、大けがをする恐れもあり、注意する必要がある。



個別株で、面白そうな株があるので、少しずつ買っていてもよいが、空売りの方が儲かりそうなので迷ってしまうところである。 



 



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