現在の相場は、どうやら、アメリカの雇用関係指標で動いているようである。豪準備銀行の豪ドルが高いとの声明に対し、豪ドルが、下落したが、すぐに、値を戻し、その後、0.9100まで、上昇した。また、ECBの金融会合ののちの、ユーロの動きも同様である。
先週、この頃、為替相場のボラリティリーがあまりないようなので、不思議におもい、様子をみていたところ、ECBの政策金利と豪準備銀行の政策金利のあとの為替相場の動きをみていると、変わった動きをしており、なぜかと、眺めていると、金曜日のアメリカ雇用関係指標の発表の後の、為替相場の状況をみていると、材料出尽くしの利食いが出ていたようであり、ダウもいったんは買われていたが、そののち、売られていた。やはり、すべての相場は、FRBの顔色をうかがいながら、動いているというところか。
あの下落が、材料出尽くしということであれば、しばらくは、利食いが出そうでる。中国の指標もあまり芳しくなかったので、月曜は下げてきそうである。
月曜、朝一、ドル円が、金曜終値より上か下かにもよるが、どのような動きをしてくるかが、予想がつかないところである。一応、日経平均先物を15350で、少しばかり売っておいた。
あまり、個別株を買いたくないが、割安銘柄で、面白そうな株を見つけたので、少し買ってみようかと考えているところである。
今週は、日銀の金融政策が月曜と火曜にある。これに為替相場がどう反応するか、現状の、103.30が、これを見込んだ動きであるならば、日銀後、利食いが出て、ふたたび、103を割り込んでくる可能性があり、また、取引が手控えられただけであるならば、104に「乗せる可能性もある。実際、読みにくい相場である。一応、豪ドルだけは、ドルで、売りを入れておいた。
現在の相場の動きが、アメリカの雇用関係の相場による動きであるならば、最も注意が必要であるのは、木曜日ということになる。木曜のアメリカの指標が良く、相場が強気になってくるのであるならば、売りから入ってみたいところである。
<為替相場>
ドル円 102.20~104.20
ユーロ円 140.20~144.20
ユーロドル 1.3620~1.4020
よし決めた、中国のシャドーバンキングの問題は無視しようというところか。リスクオンの相場展開が続いている。どうも、現在の状況を、楽天的にとらえようとしているようである。そのあらわれが、アメリカのテパーリングに対する相場展開である。
引っ張れるところまで引っ張るというところか。
<株式相場>
日経平均 14550~15500
日銀次第。日銀が株式市場に何らかのかたちで(もちろん、株式の購入枠の拡大など)、影響を及ぼすということであれば、上昇してくる可能性ありというところか。