対ロ制裁、効果見えず 米資産凍結の対象は限定

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2014/03/09 - DRAGON'さんの株式ブログ。タイトル:「対ロ制裁、効果見えず 米資産凍結の対象は限定」 本文: 笑ったよ。あれってプーチンって対象外だったんだ。(苦笑) http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC0700W_X00C14A3EA2000/

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対ロ制裁、効果見えず 米資産凍結の対象は限定

DRAGON'さん
DRAGON'さん

 笑ったよ。あれってプーチンって対象外だったんだ。(苦笑)

 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC0700W_X00C14A3EA2000/

 ”緊迫するウクライナ情勢を巡り、米欧が対ロシア制裁に踏み出した。オバマ米大統領はロシアのプーチン大統領とウクライナの政変以降、2度目の電話協議に臨んだが、両者の溝は深い。制裁の効果は見えず、ロシアは逆に対抗姿勢を強める。中国が制裁に反対を表明するなど各国の駆け引きが激しくなってきた。

 米ロ首脳の6日の電話協議。「ウクライナの主権と領土保全を侵害している」。オバマ氏は1時間に及んだ電話で繰り返したが、プーチン氏は正統性のないウクライナ暫定政権がロシア系の多いクリミア半島で不当な権限を行使していると反論。「現地からの支援要請は無視できず、国際法に完全に一致している」と突っぱねた。



 オバマ氏が6日に発令した制裁の効果は乏しいとの見方が現時点では有力だ。資産凍結や米国への渡航禁止、査証(ビザ)の発給制限が柱だが、対象が限られるためだ。



 ロシアやウクライナ前政権の一部当局者らが候補とみられるが、カーニー米大統領報道官は6日の記者会見で「対象は特定していない」と述べた。ロイター通信は「プーチン大統領は対象外」と報じた。



 6日には欧州連合(EU)も臨時首脳会議でロシアへの段階的な制裁を決めたが、第1段階は査証なしでEUに短期渡航できる制度の交渉停止など極めて軽い措置にとどまった。ロシアとの経済関係を重視するドイツなどの慎重論を背景に、EUは本格的な制裁には及び腰だ。



 プーチン政権は対抗姿勢を鮮明にしている。ロシア外務省は7日の声明で、EUの対ロ制裁方針に対し「脅迫的な言辞は全く受け入れられない」と反発。発動された場合には「十分な反応があるだろう」と警告した。



 ロシア上下両院議長は同日、クリミア自治共和国議会の代表団とモスクワで会い、ロシアへの編入の是非を問う16日の住民投票を全面的に支持すると表明。ウクライナ新政権や欧米と真っ向から対立する姿勢を見せた。



 上院の与党議員は、大統領権限でロシア国内の欧米企業の資産を凍結・没収できる法案作りに着手。4日にはグラジエフ大統領補佐官が「われわれへの制裁で被害を受けるのは米国自身だ」と述べ、ロシアが保有する米国債の大量売却にも言及した。



 一方、中国外務省の秦剛報道局長は7日の記者会見で、米欧の対ロ制裁について「中国は安易な制裁や、制裁による脅しには一貫して反対だ」と強調。関係各国が話し合いによる政治的解決を目指すよう促した。”

 まぁロイターの飛ばしかも知れんけどプーチンは入って無いのか…。

 (…ところでプーチンの資産ってアメリカにも有るのか?)

 これ虎の尾を踏みたくないのは分かるけど、片手落ち過ぎるだろって気が。


 後、中国の反応は、まぁ普通でしょ。これでロシアが制裁されて潰されたら次は自分って事を良く分かっている。


 ちなみにロシアの一部のマスコミだが今回の件の日本の対応に対して、まぁ好意的な反応していたマスコミがいたなぁ。向こうにも安倍首相の意図は酌んで貰えている感じがする。


 EUもなぁ経済的な事を考えるとあまり重い制裁をして仲違いはしたくないと思うのよ。


 …結論。このまま行くと、またオバマは恥をかくんだろうねぇ…。


 PS.

 ロシアにとっても色々とあんのよ。あそこ。

 以前、ウクライナにパイプラインからガス勝手に抜かれたりとか、ガス代滞納されたりとか。

 黒海艦隊も駐留してるし。

 やっと親ロシア的政権でマトモな話が出来ると思っていたら、アメリカやEUが裏工作で革命的な連中を後押して政権潰すしなぁ。

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2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
DRAGON'さん

 マーリンエンジンさんへ


 こんばんは。コメントありがとうございます。

 建前の件に関しては自分も同感ですね。今回の件はアメリカが自爆した感じが拭いきれませんね。自業自得でしょう。これ。


 さてウクライナの重要度ですが自分も良く分かりません。

 しかし考えてみる限り、ウクライナに関しては重要度は有るがロシアと構えるほどアメリカに余裕が無いってのパターンではないかと。


 そもそも冷戦時代に黒海艦隊はスパイ衛星の監視下に置かれていた事と(たぶん今でも監視されているでしょうね)重要度は引き下げられて来てはいるもののEUにガスを通しているパイプラインの事を考えると、ロシアの対EU外交の要石なんで。

 EUに対して影響力って考えれば、抑えられるかどうかで今後のアメリカの外交は、かなり変わってくるのでは無いでしょうか。


 (ただガスはロシアの天然ガスに代わってシェールガスを(アメリカは)EUに売りたい筈だからなーと考えると、ある程度ウクライナ情勢が混乱してた方がガスに関しては売れそうな気はしますね)


 軍事的にどうこうってのは予算を考えれば米軍の縮小傾向が続いているのを見る限り、現在のアメリカ政府は派兵等に後ろ向きなんじゃないでしょうか。

 そもそも今回、もし派兵するにしても大義名分どうするのって感じですし。

 EUはガス(エネルギー)問題を考えたり、ロシア富裕層の投資を考えると、経済的に結びついているので、派兵とかは後ろ向きにならざる得んでしょう。

 昔みたいに強いアメリカを演じたいなら兎も角、単独で大義名分も無い状態で遠い異国へ派兵なんて、今のアメリカが出来るとは思えませんね。


 そう言う訳で自分が考えた限りでは、重要度は有る物のアメリカに余裕が無いから介入できないが正解なんじゃないかなぁって思ってます。


 では、失礼します。


 PS.

 なんか最近のアメリカに戦略が有るのかと考えると微妙な気がしますね。

 

そもそもクーデターを起こした現政権をアメリカが支援する建前的な理由がないですからねぇ。
今までアメリカは独裁政権を倒して民主主義をもたらし、その国民に自由をもたらす、という建前で軍事介入してましたから、民主主義で選ばれた大統領をクーデターで追放した現政権を支援するのは今までの建前と矛盾しますからね。

寧ろプーチンの言ってることの方が今までのアメリカの建前と整合性はあるんじゃないかと(笑)

建前も都合よく使い過ぎると自分の首を後で絞めてしまうんですかね。

ところでウクライナという国や地域はアメリカにとってどれほどの重要度なんでしょうかね?重要度が低いから強く介入しないのか、重要度は高いがロシアと事を交える程の余裕がないのか…。
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