日本郵政の西室泰三社長が会見を開き、５日、顧問を退任した坂篤郎前社長の報酬は年間１０００万円で、半年で退任したため５００万円支払ったと明らかにしました。
「（坂篤郎前社長の）年間の報酬が１０００万円になっていたので、（半年で顧問を退任したので）ちょうど５００万円で打ち切りとなった」（日本郵政 西室泰三社長）
安倍政権発足直前に社長に就任した財務省出身の坂氏は、菅官房長官から「政権移行期の財務省出身者のたらい回し人事」と反発を受け、事実上、更迭される形で社長を退任しましたが、新藤総務大臣への報告がないまま顧問に就任。これに官房長官らが不快感を示し、５日、退任していました。
また、西室社長は、グループで２４人いる顧問の年間の報酬総額は、およそ２億３０００万円に上ると公表しています。
