モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望155
ダウの強さが目立つ相場である。金曜日、ダウがアメリカの景気指標が改善しているということで、ダウが上げ始め、16400付近まで上げるが、そこから一気にうられ、16220まで売られ、もどして、16338で取引を終了した。
ウクライナ問題、中国シャドーバンキング問題、土日で、何らかの動きがあることに対する恐怖心というところか。
ロシアが、ウクライナに対して軍事介入するとのうわさがあり、実際に、ロシア軍がウクライナへ駐屯し始めているとのことである。ウクライナのガス関連と1億ドル弱で租借している不凍港がその代表的なものである。港はロシアの黒海艦隊の駐屯地であり、軍事上の重要拠点である。新ロシア的政権の誕生を望んでいるというところか。
セヴァストポリの戦いふたたびというところか。
オバマとプーチンとが電話で話し合ったということであるが、面白いことに、なぜか、オバマがシャツの袖をまくりあげ、唾を飛ばしている様子の写真が、テレビの画面に映し出されているのであるが、電話で話し合っている様子をカメラマンにとらせながらの会談?
ほほえましいかぎりである。プーチンとの役者の違いである。
今週は、豪準備銀行、英中銀、ECBの金融政策がある。先週、ユーロが、1.3800を超えてきているが、これは、ECB金融政策前のポジション調整というところではないかと考えている。ユーロ圏は景気が停滞しているということであるので、ユーロの上昇は許容できないであろう。売りたいところである。
ロシアのウクライナに対する動きを受けて、月曜の朝、相場がどう動くかであるが、週末に、円が買われ、102をこえている。このまま、円が、101.50ぐらいから始まるか、あるいは、102越えから始まるかが問題である。それにより、月曜の相場の動きが左右されるのではないかと考えている。
シャドーバンキング関連の債券の償還が、4兆元あるが、シャドーバンキングはたいしたことがないということらしいが、あまりにも、甘く見すぎているのではないかと考えているところである。おそらく、輪転機をまわして、けざわあづまのブロマイドを大量にすり出してくるかもしれない。
<為替相場>
ドル円 100.80~102.50
ユーロ円 136.20~142.50
ユーロドル 1.3650~1.3920
ECBの政策金利、英中銀の政策金利、豪準備銀行の政策金利があり、相場の波乱要因となりそうである。政策発表の後に、今までの逆に動くのが鉄則というところであるが、政策により、動きが、トレンド化する可能性がある。
円高トレンドとみているが如何にというところである。
<株式相場>
日経平均 14200~15150
ダウが強すぎるという一言に尽きるというところである。
一応、日経平均先物で、ためし玉として、売りポジションを取っている。これで9回目である。とったり取られたり、今週こそは、さげてきてくれるのではないかという期待からである。