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国際二次電池展報告(シティ)

個人的には日本マイクロにクスは興味ないのですが、どこかでニーズがあるかなと思い

 

以下コピペ

 

国際二次電池展報告(シティレポートより)
 電池展-2 月27 日、東京ビッグサイトで開催中の国際二次電池展に参加。熱気の乏し
かった昨年に比べて、展示数・参加者ともに大きく増加しており、電池への注目の高さを
感じた。基調講演では、経済産業省による電池の産業政策や、三菱自動車の益子社長に
よる電動化車輌への取り組みが解説された。展示会では、日本マイクロニクスの量子電
池や住友電気工業のレドックスフロー電池等の次世代技術の展示が注目を集めていた。


 基調講演-経済産業省による基調講演では、安倍政権の日本再興戦略において、電動
化車輌は注力分野であり、積極的なサポートを行っていく方針が示された。国の支援策は、
①充電インフラの整備に1,005 億円の補助金、②EV・PHEV に最大85 万円までの補助
金、③次世代リチウムイオン電池の研究支援に数十億円規模の補助金の3 つの柱から
なる。また、国として、車載用電池の国際標準化もサポートしていく方針。燃料電池車につ
いてはEV と住み分けるとの認識で、両方とも支援していくとのこと。


 量子電池-日本マイクロニクスが展示した量子電池は、酸化物半導体を用いた電池技術
である。目標仕様は電圧1.5V、エネルギー密度500Wh/L、サイクル寿命10 万回で、高
い安全性と長寿命が魅力である。ただし、展示された試作品はこの目標を達成しておらず、
今後、開発を進めて目標値を目指す方針。製品用途や製品化、事業化は検討中とのこと。
車載用に必要な振動試験は行われておらず、量子電池が蓄電するメカニズムも完全には
解明していないとのことで、本技術の評価が確立するまでは時間を要する印象を受けた。


 レドックスフロー電池-住友電気工業が展示したレドックスフロー電池は、バナジウム水
溶液の酸化状態の変化を利用した電池技術である。寿命が極めて長い、発火のリスクが
無い、大型化が容易であることが魅力である。同社では、実証試験を進めつつ、2020 年
に揚水発電に匹敵するコスト(2.3 万円/kWh)の達成を長期目標にしているとのこと。今後、
再生可能エネルギーの導入や電力のピークシフトの重要性が増す中で、本技術はインフ
ラ向けの蓄電池技術として重要なポジションを占める可能性があるとの印象を受けた。

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