今朝の日経平均は『日銀金融政策決定会合』と『黒田日銀総裁の記者会見』を待つ形でスタートしたので、午前中は目立った動きはありませんでした。もっとも、昨夜のニューヨークタイムは「初代大統領ジョージ・ワシントン誕生記念日(Washington's Birthday)」でお休みだったことも影響していると思います。
さて、肝心の『日銀金融政策決定会合』ですが、やはり大方の予想通り現状維持となりましたが、成長基盤強化支援や貸し出し増加支援の資金供給の期限を1年間延長させるという内容が伝わると、これを好感し株高&ドル買いが進行し、日経平均は前日比+450円と大幅続伸して取引を終え、ドル円も102.6円まで上昇しています。
この流れを受けて始まるロンドン&ニューヨークタイムにも期待がかかるのですが、利益確定も想定されることから、乱高下する可能性がありそうです。
そして、今夜の指標は…
22:30 米・NY連銀製造業景気指数
23:00 米・対米証券投資収支
が予定されています。
注目度は高くない指標なのですが、少しの材料で大きく動くデリケートな状況に加えて、ドル円が上昇して「リスクオンに傾斜したかも?」と取れる相場ですから内容次第で103円も視野に入っくるのではないでしょうか。
ここまでの動きを見ると、リスク回避の動きが徐々に薄れてきたような感じに取れます。しかし、週末には『G20(20カ国地域財務相中央銀行総裁会議)』が控えていることもありますので予断を許さない状況ですね。
ただ、昨日のブログでも書いたのですが、G20で新興国不安について協議されるのは必至なのですが・・・
続きはYUIのブログで♪
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