為替の円高リスクで株価もじりじり下げている。
欧州失業率高止まり問題、米国テーパリングや中国シャドウバンク問題、日本の消費税増税問題。
上げればきりが無い不景気ニュースです。
黒田日銀総裁の金融緩和スピードが後手に回っていいる気がする。
このペースでは来年の期末までにインフレ率2%達成は危ぶまれるぞ。
ゴールド価格は世界の為替を反映しているので検証すると、
本日2月13日の価格、1290㌦/oz : 4,230円/g 株価:14,534円 ドル円:102.17円
昨年12月30日の価格、1262㌦/oz : 4,125円/g 株価:16,291円 ドル円:105.11円
ドル円:102.17-105.11=-2.94円 2.8%ドル安円高。
GOLD価格:4,230-4,125=105円 2.5%高。(為替とほぼ反比例)
株価:14,534-16,291=-1,757円 -10.78%。
ボラティリティーがどんどん高くなって、昨年の2月ころは1円安=300円高/日経平均だったものが、
今年に入って、1円高=約600円安になっている。
株価は下落時には重力がプラスされて下方推進力が倍化するようだ。
高く上がった株ほど深く沈むので要注意。
海外では、米国債金利安、株安、ドル安のトリプル安で遂行中。
明日の日本は地獄を見るか、逆にリバウンドか、はたして・・・。
とにかく世界経済の脆弱さに変わりないので、日本は金融緩和の手綱を緩めてはならない。