追証狙いで朝から仕掛けていた米系短期筋。
今日は後場寄りの追証強制決済がかなりあったようで、
下落に勢いが増し、瞬間的に1万4000円を割れたけれど、
ちょうど1万4000円割れたところに
仕掛けた米系短期筋が大口を開けて待ち構えていたようだ。
そこから先物に大口買いが続いて一挙に200円ほど戻す展開。
まあ、なんて難しい相場だこと。
明日も、追証の強制決済売りがあると聞くから
それを材料にまたしても短期筋が仕掛けてくるのか、
仕掛けてくると見せかけておいて、
手仕舞い売りと空売りを誘い、
実は大口を開けて待ち構えているとか?
まったく読めませんねぇ。
あれだけの大暴落を見せられているので、
簡単に仕掛けで崩されます。ホント嫌いだわ投機筋。
今日のNY時間にはADP雇用者数が発表になる。
先月のADPと雇用統計のギャップが大きすぎたので
注目度(信頼感)はかなり下がっているとは思うが、
そうは言っても、雇用統計の参考指標。
悪い数字が出た時には、反応が大きく。
良い数字が出た時には、反応が小さいか(先月のことがあるので)。
本家、雇用統計の市場予想は18万人増。
1月の上旬はNYも大寒波で大雪となっていたから
18万人増ってかなり多い気がするけれど。
ADPの数字が10万人以下とすごく悪い数字だった場合
米経済の景気後退懸念でリスク回避になるのか
QE3の縮小ペースが鈍化するとしてリスク選好になるのか
結果以上に、結果を受けた市場の反応に注目したい。
しかし経済が弱含むようならいつでも量的緩和を元に戻すと
以前にバーナンキさんが言ってたけれどお忘れなのか?
売るも買うも理由はすべて後付ということだね。
ADP雇用者数の発表は、今日22時15分。
その後、24時には米ISM非製造業景況指数が発表となる。
月曜日発表になったのは「製造業」、今回は「非製造業」。
ADPの結果などはまたリポートするので、また後ほど。