相場はゼロサムゲーム。
誰かが得ることで誰かが失うのだ。
どんなに綺麗ごとを並べようが・・・・
最終的には分捕った者勝ちなのだ。
世の中の投機というものは・・・ほぼ、すべてゼロサムゲームだ。(長期投資は違います)
全体の総量は決まっており、その総量の奪い合いとなる。
仲間内でする麻雀が良い例だが、4人の財布の中の総量は決まっており、その奪い合いである。
だから・・・
ゼロサムゲームに勝つためには、自分より負ける奴を作ること・・・
で・・・
そう考えると・・・
過去の金融市場の崩壊も・・・・
今回の爆下げも・・・
誰かが『ジョーカーを掴ませられた』わけだ・・・
見せ板、振るい落とし、買い煽り、騙し上げ・・・
私も騙されるが、騙された方が悪いのである。
綺麗な世界ではない・・・
誰かが負ければその分だけ誰かが儲かる・・・
即ち・・・
自分がジョーカーを引かなければ負けない。
じゃあ、誰にジョーカーを引かせるか?
これはもう決まっている。
一番の弱者で一番ルールを分かっていない奴・・・
そう・・・私たち一般国民だ。
そして、ゲームに参加していない奴にもジョーカーを掴ませればいいのだ。
よく分からないまま・・・(NISAで投資した初心者は一年後5年後、儲かっているのだろうか?)
気付けば、誰かが得ている分、何かの権利を損なっているのだ。
損なったことすら、気づかないまま・・・・
証券会社もファンドも苦しくなれば、手負いの虎と化し、獲物を狙っている・・・
少しでも回収しようと底を打ったと見せかけて安心感を醸し出し、買わせる・・・
餌になる個人投資家を喰らい生き延びようとする・・・
そんな罠に感じて仕方がない・・・