東京都知事選挙に、細川護煕元総理が小泉元総理とタッグを組んで出馬するらしい。
立候補は誰でもいいのだが(都民でないので)、争点が反原発となると、興味をそそる。
原発事故の恐怖もさることながら、核の放射性廃棄物処理問題を、都民はどのように考えるのだろうか、
争点が争点だけに、大変な選択を迫られる。
米国は、スリーマイル島事故以来、シェールガス革命の恩恵もあってか、運転中の104基以外、新規発電所建設はペンディングと聞いている。(近年2基の新築が承認された模様、34年ぶり)
当然、安倍政権も、新規建設はストップするとの事だが、稼働中で現行点検中ストップしている発電所の再稼動を積極的に認可する方向で進行中。
そこに都知事選で、原発再稼動反対最右翼の細川・小泉連合が、安倍政権自民党と真っ向対決するわけだ。
東京都民の苦渋の選択が想像できる。
個人的には、新規原発はもとより、停止中の原発を含め、永遠停止することを希望します。
現在の人の力で制御できない発電方式原子力に頼らず、自然エネルギーを最大限活用したシステムの開発を積極的に推進し、軌道に乗るまでは、化石燃料を大切に使用する方が、しいては人類の為だと思うからです。
それはともかく、理想の未来はどのような燃料で暮らせばいいのでしょうか。
たとえば、自動車です。
米国ベンチャー企業の「テスラ・モーター社」イーマン・マスク取締役会長は、
これから全て電気自動車になることを予測して、自ら充電スタンドを運営し、しかも太陽光発電を主軸に充電するスタイルを推し進めている。
日本はといえば、
燃料の節約を究極に追い求めれば、HV(ハイブリッド)→電気自動車→燃料電池自動車となるのでしょうか。
トヨタ・ホンダはHVを皮切りに燃料電池を研究中。
日産・三菱は電気自動車から燃料電池を計画中か。
電気自動車の充電には大本の発電設備が必要だが、燃料電池は水素があれば自己発電で電気が作れる利点がある。
問題は製造コストと安全機構でしょう。
又、今株式市場で話題沸騰の、
日本マイクロニクスが発表した「量子電池の量産計画」や
藤倉ゴム工業の「マグネシウム電池のテスト走行実施」や
いやいや「マグネシウム電池の実用化」は古河電池です、などの企業が有ります。
日本を除く世界は、まだまだ人口増加とエネルギー問題を解決すべく難関を抱えている中、
新発電技術の大きな流れが、この日本に芽生え始めているように思えます。
人口減少を嘆くことなく、こういった世界に果敢に挑戦して解決する独自の研究技術を、
惜しげもなく輸出してこそ、感謝の報酬を手にすることが出来るのですね。