まだ「初押し局面」だから押し目買い！

[二児のママ YUIさん]

昨日は調整による下落が目立ったドル円でしたので、
重要指標の発表が重なる昨夜に期待が高まりましたが結果は空振りでした。
もっとも、本命は金曜日なので仕方ないところかもしれません。

まず、昨夜発表された指標をめとめておきます。

■ADP民間雇用者数
予想：17.0万人　結果：21.5万人
■貿易収支
予想：-400.0億ドル　結果：-406.0億ドル
■新築住宅販売件数
予想：42.9万件　結果：44.4万件
■ISM非製造業景況指数
予想：55.0　結果：53.9
■新築住宅販売件数
予想：42.5万件　結果：35.4万件
■ベージュブック（地区連銀経済報告）

このような感じになっています。
先陣を切って発表された「ADP民間雇用者数」は市場予想より強い結果となりましたので、
102.3円付近から102.65円付近まで上昇する場面を演出しました。

「来たかな？」

と、期待が高まったのですが、直後に発表された貿易収支のネガティブな結果に、
上昇ムードにブレーキがかかります。

そして、残る新築住宅販売件数・ISM非製造業景況指数もドル買いを主導するには
少々力不足な結果となってしまいました。

3日から調整が入り乱降下が続いてドル円ですが、
その迷走具合はいまだに続いていて方向性が定まっていないように感じられます。
そんな状況から日経平均も前日比-230.45円で取引を終了しています。

このあたりは「初押し」の局面から抜け切れていないような感じにも見れますが、
ポジションを持ている人から言わせると
「いい加減にしてー！」
と叫びたくなりそうです。

そんな今夜は…

22:30　四半期GDP（改定値）（前期比年率）
22:30　四半期個人消費（改定値）（前期比）
22:30　四半期GDP価格指数（改定値）（前期比）
22:30　四半期コアPCE（改定値）（前期比）
22:30　新規失業保険申請件数（前週分）

ただ、今夜は指標発表に先駆けての

21:00　英中銀（BOE)　政策金利発表
21:45　欧州中央銀行（ECB)　政策金利発表

という重要イベントもありますので、
ドル以外の通貨（ユーロ）を巻き込んだ相場展開も予想されます。
おまけに調整が抜け切れていなかった場合のことも考えると、
昨夜同様の乱降下が予想されますね(>_<)

ただ、長期目線で見ると依然として「買い」とみていますので、
押している局面は引き続き買っていこうと思っています(^_^)