QE3(量的緩和第3弾)の縮小の開始時期が1月か3月か。
市場はQE3縮小を受け入れつつあるが、
過去2回のQEを終了した時は、株が20%前後下落した。
ダウの下落が10%以上にもなってくると
さすがに日本株への影響がないことは考えられないので、
ここに過去のQEについて書いておく。
①QE1(2008年11月~2010年6月)
米国債 3000億ドル
MBS 1兆2500億ドル
その他 1750億ドル
合計 1兆7250億ドル
⇒株価は2010年4月の終わりごろから下げ始める。
②QE2(2010年11月~2011年6月)
米国債 6000億ドル
⇒株価は2011年5月の頭から下がり始める。
③QE3(2012年9月~現在)
MBS 月額850億ドル
今回は月額850億ドルを徐々に縮小していくので、
過去の2回と単純に比較はできないが、
やはりある程度の下落は覚悟しておくべきだろう。
特にQE3縮小の開始時期や縮小規模などが決定する時に
(FOMCの政策決定会合で決まる)
それまでにダウの調整が十分でないと、
下落が大きくなる可能性も否定できない。
参考までにQE1、QE2、QE3を色々な側面から比較している
興味深いブログを見つけたのでリンクをはっておく。
▼海外の怪しいBlog記事から(タイトルは変だけど中身はまとも)